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意外に間違える人が多いかも…?「44+58+56+22」→正しく計算できる?

  • 2025.2.18
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この計算問題は複数の足し算で構成されているうえ、桁数が多く繰り上がりもあるので、計算には時間がかかりそうですね。

しかし、ある方法で計算すると、計算ミスをする可能性を減らしながら簡単に計算できるようになります。とても有効な方法なので、しっかり覚えましょう。

問題

次の計算をしなさい。
44+58+56+22

この問題では二種類の法則を使用します。

解説

この問題の答えは「180」です。

桁数や足し算の回数が多いので、ある工夫をして楽に計算していきたいと思います。

今回の計算で使用するのは、交換法則と結合法則です。

<交換法則>
・a+b=a+b
・a×b=b×a
<結合法則(足し算)>
・a+b+c=(a+b)+c=a+(b+c)

簡単にいうと、この二つの法則を使用することで、足し算の計算順序を入れ替えることができます。今回の問題で実践してみましょう。

キリの良い数になりそうな組み合わせを意識して、

  44+58+56+22
=44+56+58+22 ←交換法則により、58と56を入れ替え
=100+58+22
=100+(58+22) ←結合法則により、58+22にカッコをつける
=100+80
=180

これで面倒な繰り上がりを計算する必要がなくなりましたね。

計算する組み合わせを工夫して、楽に計算していきましょう。

まとめ

今回紹介した二つの法則の内容は知っていても、その名称を忘れてしまっていた方は多かったかもしれません。とても便利な法則ですが、引き算と割り算には適用できないので注意が必要です。

細かいところを意識すると、より速く計算できる方法を発見できることもあるので、楽しくなるかもしれませんね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。    



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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