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小学生でも分かる問題に挑戦!「384+289」→暗算できる?

  • 2025.2.17
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今回は二つの数の足し算に挑戦しましょう。かなり単純なような気がしますが、よく見てみると足し合わせる二つの数は三桁の数になっています。それも繰り上がりがある計算になっていますので、より複雑になってしまっています。どんな方法で計算したら簡単に解けるか考えてみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
384+289

筆算はせずに解いてみてください。

解説

この問題の答えは「673」です。どうやって筆算なしで解いていくのか考えてみましょう。

大きな数の計算方法(足し算)
足し算記号の前の数な後の数を変形して、
・◯+(キリの良い数±端数)
・(キリの良い数±端数)+◯
のどちらかの形を作って計算していく。

今回は、289を300にそろえる形にしてみましょう。289=300−11ですから、

384+289
=384+(300−11)
=384+300−11
=684−11
=673

とすることが出来ました。

384=400−16とした場合も試してみましょう。

384+289
=(400−16)+289
=400−16+289

ここで、計算が簡単になるように全てを足し算にしてから交換法則を利用してみます。

交換法則
・a+b=b+a
400−16+289
=400+(−16)+289
=400+289+(−16)
=689+(−16)
=689−16
=673

どちらの方が計算しやすいかは人それぞれ個人差があります。やりやすい方を選んでみてください。

まとめ

この計算方法は、使いこなすことができればお買い物の際などにかなり有効な方法ですね。

キリの良い数を基準にして計算しやすいものを作っていきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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