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どこから計算するのが正解?「(−6)−(−12)÷(−4)」→正しく計算できる?

  • 2025.2.23
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負の数を含む計算問題に挑戦してみましょう。

中学校で習う数学において、まず初めの難関がマイナスでした。

ややこしい計算に感じますが、ある一定の分かりやすいルールがありました。どんなルールだったか思い出していきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
(−6)−(−12)÷(−4)

カッコのある計算は符号の扱い方に特に注意しましょう。

解説

この問題の答えは「−9」です。
マイナスがあると難しく感じますが、マイナスを含む計算のルールをしっかり整理しておけば問題ありません。

マイナス同士の計算方法
・(−◯)+(−△)=−(◯+△)
・(−◯)−(−△)=(−◯)+△
・(−◯)×(−△)=◯×△
・(−◯)÷(−△)=◯÷△

今回の計算問題はこのマイナスの法則に則って計算してみましょう。まず計算順序を確認すると、割り算→引き算の順ですので先に(−12)÷(−4)を計算します。

(−12)÷(−4)
=12÷4
=3

この結果を元々の式に当てはめます。

(−6)−(−12)÷(−4)
=(−6)−3

この式は負の数同士の足し算として直すことが出来ますので、

(−6)−(−12)÷(−4)
=(−6)−3
=(−6)+(−3)
=−(6+3)
=−9

として答えを出すことが出来ます。

まとめ

実際、試験などでもマイナスがあるだけで正答率は下がってしまうのですが符号がどうなるかというところによく注意しておけば、正しい答えを出すことも簡単になりますね。

特に重要なのは、マイナス同士の掛け算と割り算の答えはプラスになる、ということでした。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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