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工夫して10秒で計算できたらすごい!「4000÷250」→暗算でチャレンジ

  • 2025.2.20
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この計算問題を10秒以内に計算できたら、十分高い計算能力を持っていると言えるでしょう。なるべく速く、かつ暗算できたらなお良いですね。

暗算するのは難しいように感じますが、ある工夫をすることで簡単にできるようになりますよ。

問題

次の計算をしなさい。
4000÷250

大きな数の計算ですが、簡単に暗算する方法はあるのでしょうか。

解説

この問題の答えは「16」です。

「四桁÷三桁」の計算ですが、これを少し楽に計算できるように工夫していきましょう。注目するのは、割られる数と割る数の約数です。どちらとも一の位が0なので、10で割り切ることができますね。

そこで、この計算式を

4000÷250
=400÷25

とすることができます。

桁数が一つ減るだけでもだいぶ楽になりますね。

しかし、これでもまだ計算しにくいことに変わりはありません。そこで、10で割ったときと同じように共通の約数を見つけて、数字を小さくしていきましょう。

400と25の約数として5が思いつくので、さらに5でも割りましょう。

400÷25
=80÷5

ここまで数字を小さくすることができれば、計算も簡単になりますね。今までの計算を振り返りながら答えを出していきましょう。

  4000÷250
=400÷25
=80÷5
=16

ここまでの約数で割り算した方法は、分数の約分の考え方と同じものです。約分も分母と分子を同じ数で割り、数字を小さくしていくものでしたね。

まとめ

割られる数と割る数の一の位の0を省略するところまでは、思い付いた人も多かったかもしれませんね。しかし、共通の約数で割って数字を小さくしていく方法は、思い付きましたか?

始めは四桁÷三桁だった計算が二桁÷一桁まで小さくすることができたので、かなり計算が楽になったのではないでしょうか。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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