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どこから計算するのが正解?「28+38×28÷38−28」→正しく計算できる?

  • 2025.3.12
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今回は、二桁の数が並んだ計算問題に挑戦してみましょう。難しく見えるかもしれませんが、正しい計算規則を知っていれば暗算でも答えを求めることができます。

あなたは正しい答えを求めることができますか?

問題

次の計算をしなさい。
28+38×28÷38−28

正しい答えを出すことができるでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「28」です。

途中の計算式は次のようになります。

  28+38×28÷38−28
=28+1064÷38−28
=28+28−28
=56−28
=28

計算のポイントを順に解説していきます。

まず、四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混じった計算では、次の順序で計算をします。

(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算

つまり、今回の問題では「38×28÷38」の部分から計算をします。

  38×28÷38
=1064÷38
=28

この計算によって、元の計算式は「28+28−28」となりました。

足し算と引き算だけの式なので、前から計算しましょう。

  28+28−28
=56−28
=28

したがって、答えは「28」です。

計算の工夫

上記の解説では「38×28」「1064÷38」などがあり、難しく感じるかもしれません。

しかし、工夫をすることで暗算でも答えを求めることができるようになります。

「38×28÷38」の計算は、割り算の部分を掛け算に変換し、順序を入れ替えましょう。

  38×28÷38
=38×28×(1/38)
=28×38×(1/38)
=28×1
=28

「38×(1/38)」を先に計算することで、結局「28」だけが残ります。

「38×28」「1064÷38」と計算するのは少し難しいですが、このように順序を入れ替えることで、暗算でも計算ができるようになりますね。

まとめ

計算規則を正しく理解できていれば、暗算でも計算ができるようになります。

他の記事でも、同様の問題を紹介しているので、ぜひ挑戦してみてください!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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