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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「6412−2975」→暗算できる?

  • 2025.3.5
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単純な引き算でも「繰り下がり」が発生するだけで、難しくなってしまいますよね。

そこでこの記事では、繰り下がりのある引き算を簡単にするテクニックを紹介します。繰り返し練習して、日常生活でも活用しましょう!

問題

次の計算をしなさい。
6412−2975

「四桁−四桁」の計算です。繰り下がりに注意して計算しましょう。

まずは、自分自身で答えを出してみてくださいね!

解説

今回の問題の答えは「3437」です。

ここでは、次のように工夫して計算をします。

(1)6412から3000を引く(6412−3000=3412)
(2)3412に25を足す(3412+25=3437)

元の計算は、「2975を引く」という計算でしたが、「3000を引く」「25を足す」という計算になりました。

同じ引き算でも「3000」というキリのいい数にしたことで、暗算しやすくなりましたね。そのあとの「25を足す」というのは、本来2975を引くところで3000を引いているので、引きすぎた25を戻しています。

このように、引く数が1000の倍数のようなキリのいい数に近いとき、まずはそのキリのいい数を引いてみましょう。そして、そのあと引きすぎた分を足して調整します。

すると、繰り下がりの計算をせずに、答えを求めることができますね。

数学的な式変形

この計算の工夫は、数学的には次のような式の変形を行なっていることになります。

  6412−2975
=6412−(3000−25)
=6412−3000+25
=3412+25
=3437

まず、「2975」を「3000−25」にしています。そのあと、カッコを外して「3000を引き、25を足す」としました。

カッコを外す前は「−(3000−25)」ですが、カッコを外したことによって「−3000+25」と符号が変化していることに注意しましょう。

まとめ

計算の工夫のポイントは「キリのいい数」を作ることです。はじめのうちは難しく感じるかもしれませんが、慣れると暗算での計算も可能になります。

このような計算が暗算で求めることができれば便利ですね。ぜひ日常生活でも活用してみてください!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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