どこから計算するのが正解？「5+(35−21)÷7」→正しく計算できる？

2025.2.22

計算力を鍛えるためには、繰り返しさまざまなタイプの計算問題に取り組むのが近道です。

ぜひこの記事の問題に挑戦し、正しい答えを導くことができるか確認してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
5+(35−21)÷7

計算の順序に気をつけて、計算を行いましょう。

解説

今回の問題の答えは「7」です。

途中の計算式は次のようになります。

5+(35−21)÷7
=5+14÷7
=5+2
=7

計算のポイントを順に確認していきましょう。

まず、カッコや四則（足し算・引き算・掛け算・割り算）が混じった演算は、次の順に計算しなければなりません。

（1）カッコ内の計算
（2）掛け算・割り算の計算
（3）足し算・引き算の計算

今回の問題では、カッコ内の計算「3+3」から始めましょう。

カッコ内の計算
35−21=14

カッコ内を計算したことによって、元の計算は「5+14÷7」となりました。

これは足し算と割り算の計算なので、割り算を優先しましょう。

5+14÷7
=5+2
=7

したがって、答えは「7」です。

一つひとつの計算は難しくないので、順序に気をつけて計算を進めましょう。

まとめ

小学校の算数で学習した「計算の順序」を正しく理解できていたでしょうか。

間違えてしまった方は、復習をするとよいでしょう。

このような計算問題は、暗算でもできるようになると良いですね！

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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