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計算の順序に自信ある?!「12−10÷2+9」→正しく計算できる?

  • 2025.3.6
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複数の四則演算を含んだ式では、どこから計算するのかが重要になります。計算順序のルールについては小学校のときに習ったはずですが、今でも覚えているでしょうか? 今回の問題にチャレンジして、確かめてみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
12−10÷2+9

解答

正解は、「16」です。

どのように計算すれば、この答えを出せるのでしょうか。

次の「ポイント」で、正しい計算過程を確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「中央の割り算から計算すること」です。

まずは、以下の計算順序のルールを確認してください。

<計算順序のルール>
次の順序で計算します。

1.( )の中
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算

※同じ優先順位の計算がある場合は、左から優先して計算します。

ここで、再度今回の問題を見てみましょう。

式の中には、引き算・割り算・足し算が含まれています。計算順序のルールに従うと、この中で最も優先順位が高いのは、割り算ですね。よって、以下のように割り算から計算をスタートします。

  12−10÷2+9
=12−5+9

残りは引き算と足し算です。この二つの計算に優先順位の違いはありませんが、「同じ優先順位の計算がある場合は、左から優先して計算」するため、引き算→足し算の順番に計算すればいいのです。

  12−5+9 ←最初に左の引き算をする
=7+9 ←次に足し算をする
=16

これで答えを出せましたね。

なお、「同じ優先順位の計算がある場合は、左から優先して計算」するというルールを無視してしまうと、次のように間違えてしまうので注意しましょう。

<間違った計算例>
  12−5+9 ←足し算から計算
=12−14
=−2 ←誤答

まとめ

式の中央から計算を始めるのは、ちょっと違和感があるかもしれませんね。しかし、「足し算や引き算よりも、割り算から先に計算する」という計算順序のルールに従っているので問題ありません。

また、「同じ優先順位の計算がある場合は、左から優先して計算する」というルールも忘れないようにしましょう。

計算順序のルールは、問題に挑戦する中で自然と身についていきます。ぜひ、他の問題にもチャレンジしてみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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