「何に見える？」あなたが無意識に感じている"欠乏感の正体"がわかる【心理テスト】

2025.2.21

あなたは日々の生活の中で、何かが不足しているように感じていることはありませんか。多くの人は自分や自分の人生に満足しておらず、何かが欠けているような感覚を持っているかもしれません。自分に欠けているものがわかれば、手に入れることで今よりも幸福感を味わえるのではないでしょうか。そこで今回は、あなたが無意識に感じている欠乏感の正体を心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ブルーベリー

2.チューリップ

3.球根

4.タコ

1.ブルーベリーを選んだ人は「賞賛」

ブルーベリーを選んだ人は、賞賛が無意識に感じている欠乏感の正体かもしれません。あなたは人に認めてもらいたい気持ちが強く、自然とアピールをしている人ではないでしょうか。自分の成果を自慢したり、周りに気がつかれるように振る舞ったりすることが多いかもしれません。

ブルーベリーを選んだことは、承認欲求の強さが表れています。誰でも他者から認められたかったり見て欲しかったりしますが、あなたはそれが強すぎるのではないでしょうか。自分以外の人間が承認されていると、悔しいだけでなく憤りを感じてしまうかもしれません。

いくら賞賛をされても物足りず、延々と求めてしまっていないでしょうか。あなたが本当に必要としているのは賞賛ではなく、何もしなくても受け入れてもらえる基本的安心感でしょう。自分をチヤホヤしてくれる相手ではなく、何があってもあなたの側にいてくれる人を大事にした方が、幸福感が高いかもしれませんね。

2.チューリップを選んだ人は「お金」

チューリップを選んだ人は、お金が無意識に感じている欠乏感の正体かもしれません。あなたはいくらお金を稼いでも物足りず、いつもお金のことばかり気にしている人ではないでしょうか。お金が減ることに恐怖感を感じ、少しでも安く済ませるための努力は怠らないでしょう。

チューリップを選んだことは、恐怖感の高さが表れています。お金を一般的な価値以上に考え、お金のない生活を酷く恐れていないでしょうか。反対にお金があれば幸せになれるという考えを持っているのかもしれません。

確かにお金は大事ですが、至上主義にしてしまえば途端に人生の面白味が減ってしまうのではないでしょうか。お金と言う価値観しか持たない人生よりも、複数の価値観で物事を見られる方が彩りのある生き方になるでしょう。人生を見つめる視野を狭めないために、損得勘定を抜きにした生き方を大事にすることも良いかもしれませんね。

3.球根を選んだ人は「知識」

球根を選んだ人は、知識が無意識に感じている欠乏感の正体かもしれません。あなたは自分の教養や学歴を気にしており、無意識に他人と比較して卑屈になってしまう人ではないでしょうか。学生時代にもっと努力をしていればと嘆き、知識がないことを恥としているかもしれません。

球根を選んだことは、コンプレックスが表れています。自分よりも知識が浅く、低い学歴の人を見ると優越感を持つ人ではないでしょうか。反対に高い学歴の人の前では、聞いてもいないのに自分なりの言い訳を語ることが多いかもしれません。

過去に得られなかったからとしても、知識や教養は学ぶのに遅すぎるということはないでしょう。大事なことはあなたが過去とは違い、学ぶ姿勢を変えられるかどうかではないでしょうか。子供の頃よりも記憶力が落ちる一方で、年を重ねれば学び方や工夫の仕方がわかってくるので、今からでもあなたの人生は豊かに変わるかもしれませんね。

4.タコを選んだ人は「愛情」

タコを選んだ人は、愛情が無意識に感じている欠乏感の正体かもしれません。あなたは“自分は本当は誰からも愛されていない”と、思っている人ではないでしょうか。目的は自分自身ではなく別のところにあって、本気で自分を求めているはずがないと決めつけているかもしれません。

タコを選んだことは、自己肯定感の低さが表れています。他人と自分を比べてしまいやすく、人を羨むことが多いのではないでしょうか。自信がないので自分が人から好かれるはずがないと思い、いつも相手の気持ちを疑ってしまっているかもしれません。

自信が持てないことを理由に、相手と本気で向き合うことをしてこなかったのではないでしょうか。自分が傷つくことを恐れすぎて気持ちを相手にぶつけようとしなければ、相手からの愛情も伝わりにくいでしょう。まずは身近にいるあなたを大切に思ってくれる人に気持ちを伝え、本気で向き合ってみたら心が満たされるかもしれませんね。

ライター:Kazuki.W
臨床心理士、公認心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう！