空港にある『掲示板』の注意書きを見て「マジかよ」→続く言葉に“ゲーム好き”が集結したワケ＜空港にまつわるエピソード2選＞

仕事や旅行など、長距離移動に欠かせない「飛行機」。飛行機を利用するために空港に行くと、「どんな旅になるんだろう？」とワクワクしませんか？何度も利用している空港でも、実は知らなかった設備や看板があるかもしれません。

そこで今回は、X（旧Twitter）で話題を呼んだ＜空港にまつわるエピソード2選＞をご紹介します！

1.空港で見つけた「セーブポイント」とは！

2024年12月、リタ伯爵(猫)（@ritatti0515）さんが、X（旧Twitter）に「セーブしなければならない場所」を投稿したところ、注目を集めています。

いったいどのような写真が撮れたのでしょうか。

気になる投稿はこちら！

リタ伯爵(猫)（@ritatti0515）2024年12月1日

マジかよセーブしとかないと

たしかに…！ゲーム好きの方ならば、この注意書きを見て投稿者さんと同じ感想を抱いた方も多いかもしれません。

ここから戻れないのであれば、それまでのゲームデータを記録するために「セーブ」する必要がありますね。

投稿者さんに、詳しいお話を伺ったところ、「福岡空港で飛行機を降り、手荷物受取場に向かう自動ドアの手前にありました空港のセキュリティ上保安検査をしないと中には入れない。機内に忘れ物がないか、ポケットから物がずり落ちていないかの確認は大事ですね。それにしてもボス戦前っぽい」とのこと。

こちらの投稿に対して、「セーブ必須」「こういうゲーム脳すこ」「とうとう、ボス戦ですね」などゲーム好きの方たちから様々なコメントが寄せられていました。

ロールプレイングゲームなどでは大事なボス戦の前などに、それまで遊んだデータを記録するために「セーブ」をしますよね。

2024年8月、パスケース（@Pass_Case）さんが、X（旧Twitter）に「高松空港にある意外な部屋」を投稿したところ、注目を集めています。

1989年12月に開港し、30年以上も利用されている高松空港が、注目されている理由とは…？

気になる投稿は、こちら！

パスケース（@Pass_Case）2024年8月25日

高松空港、お遍路さん用の着替えルームあるのw

「お遍路さん用の着替えルーム」…？ほかの地域にはありませんよね。

実はこちら、“四国地方ならではの取り組み”のようです。

徳島県観光情報サイト「阿波ナビ」によると、「お遍路」とは「お大師さま（弘法大師・空海）が開創された四国八十八ヶ所霊場をめぐる、世界にも類をみない壮大な寺院巡拝の旅」なのだとか。その全工程は実に1,400キロメートルにも及ぶそうです。

そしてお遍路する方々のことを「お遍路さん」と呼びます。「お寺に巡拝するという意識をもった服装」であれば問題ないそうですが、「白衣（はくえ・びゃくえ）」や「金剛杖（こんごうづえ）」などの装束・持ち物があり、それぞれ特別な意味があるようです。

それにしても、空港で着替えスペースがあるのは、便利ですよね。

今回注目されている「高松空港」は、香川県高松市にあります。公式ホームページを確認してみたところ、1回到着ロビーにある「更衣室」の項目に「お遍路装束へのお着換え等にもご利用いただけます」という記載が。

また、1階到着ロビー東側には「お遍路さんお休み処」も設けられていました。

お遍路さんに対する配慮を感じる、とても素敵な取り組みですよね。

今回は、「セーブしなければならない場所」、「高松空港にある意外な部屋」といった＜空港にまつわるエピソード2選＞をご紹介しました。

仕事や旅行などで飛行機に乗るために利用する空港。お土産屋さんやレストラン、行き交う人々を見ていると、何度も来ているはずの空港でもワクワクしてきませんか？

どちらも、思わず空港に行きたくなってしまうエピソードでしたね！

取材協力：リタ伯爵(猫)（@ritatti0515）さん、パスケース（@Pass_Case）さん

参考：高松空港公式ホームページ（https://www.takamatsu-airport.com/）（最終閲覧日：2024-09-03）
徳島県観光情報サイト「阿波ナビ」（https://www.awanavi.jp/archives/topics/21812）（最終閲覧日：2024-09-03）

※記事内の情報は記事公開時点の情報です

※サムネイル画像出典：photoAC（イメージ）