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「映画化してゴメンなさい。」【抱腹絶倒!笑いすぎてヤバい映画】奇想天外の“ディスコメディ”で話題、"6年前の名作”

  • 2025.2.6

映画やドラマには、観た人を腹の底から笑わせられるほどの力を持っています。今回は、そんな“抱腹絶倒!笑いすぎてヤバい映画”を5つチョイスしました。

本記事ではその中から、二階堂ふみ・GACKTがW主演の映画『翔んで埼玉』をご紹介。埼玉県民なら大爆笑!?の奇想天外コメディとは…?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

関東は東京都だけのものじゃない…!抱腹絶倒の“笑いすぎてヤバい”映画『翔んで埼玉』

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(C)SANKEI
  • 作品名:『翔んで埼玉
  • 公開日:2019年2月22日

あらすじ

原作・魔夜峰央の同名漫画を監督・武内英樹、脚本・徳永友一で実写映画化。

関東は東京都と神奈川県が支配しており、その他の関東圏にある県は東京都から迫害を受けていました。特に埼玉県は、東京都より何もかもが劣っており、埼玉県民は東京都に入るために通行手形が必要なほどです。そんな東京都からの迫害を止めるべく、埼玉解放戦線という名のもとで主要メンバーの1人である麻実麗(GACKT)が暗躍していました。

一方その頃、東京都にある名門校・白鵬堂学院では、都知事の娘で生徒会長を務める壇ノ浦百美(二階堂ふみ)の手によって埼玉県民への差別が過激化していました。そんなある日、白鵬堂学院にアメリカから帰国してきた麗が転校しにきます。容姿端麗でセンス抜群の麗に恋をした百海は、次第に埼玉県の肩を持つようになるのでした―。

ローカルあるあるに大爆笑…!?映画『翔んで埼玉』抱腹絶倒ポイント

本作は、随所で見られる“埼玉県あるある”が見どころです。埼玉県に本社を置く『山田うどん』や、埼玉県の名産品『十万石まんじゅう』のCMなど、埼玉県民にしか分からないローカルネタが、これでもかと詰め込まれています。

そのため、埼玉県に住んだことがない方にとっては、なんだこれ?となるシーンも多いかもしれません。一方で、埼玉県に住んだことがある方なら、きっと大爆笑できることでしょう。

また、百美らが放つ強烈な“埼玉県ディス”も面白いポイントです。百美が医務室へ行こうとした埼玉県民の生徒に対し、「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!埼玉県人ならそれで治る!」と叫ぶシーンには驚愕。二階堂さん演じる端正な顔立ちをした百実がしかめっ面で吐き出すひどすぎるパワーワードに、思わず吹き出してしまうことでしょう。

そんなに埼玉県をディスらないで…!?公式が埼玉県民に謝罪文を出すほどの異色作!

最初から最後まで、埼玉県ディスが止まらない本作。公開時のキービジュアルには、「埼玉の皆様、映画化してゴメンなさい。」という謝罪文をデカデカと記載するほどでした。

しかし、監督・出演者らが当時の埼玉県知事である上田清司さんのところへ表敬訪問した際には、「悪名は無名に勝る」とエールを送られたそうです。

そんな映画『翔んで埼玉』をまだ観たことがない方、また本記事を読んで『翔んで埼玉』に興味を持っていただけた方は、ぜひ“奇想天外・埼玉県ディスコメディ”をご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。