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刑事ドラマ…じゃないの!?【昭和〜平成初期で最高のラブストーリー】“月9の火付け役”となったドラマとは?

  • 2025.1.31

ラブストーリーはいつの時代になっても、愛されるジャンルの1つです。特に、昭和から平成初期にかけて放送されていたトレンディドラマは、性別や年齢を問わず多くの方に親しまれています。今回は、そんな“今見てもどハマりする昭和〜平成初期の名作ラブストーリー”を5つセレクトしました。

本記事ではその中から、 陣内孝則主演のドラマ『君の瞳をタイホする!』についてご紹介。恋愛ドラマ枠の代名詞ともいえる“月9”で放送された第1作となった本作の注目ポイントとは…?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

刑事のドタバタラブコメディ…!昭和〜平成初期の“名作ラブストーリー”『君の瞳をタイホする!』

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(C)SANKEI
  • 作品名:『君の瞳をタイホする!
  • 放送日:1988年1月4日~3月21日

あらすじ

ある日、沢田一樹(陣内孝則)が乗るスクーターと土門隆(柳葉敏郎)が乗るスポーツカーによる接触事故が発生。平謝りをしてその場を去っていく沢田に怒った土門は、車を飛び降りて沢田を追いかけます。捕まえた拍子に沢田のスクーターが破損したことで、沢田と土門は取っ組み合いになって騒ぎを起こします。

騒ぎを聞きつけ、2人を止めにかかる道玄坂警察署・刑事課の刑事・田島鋭次(三上博史)。しかし、沢田によって投げ飛ばされた警察手帳が走行中の車の荷台に入ったため、田島は2人を置いて車を追いかけます。そんな田島を見ていた、同じ署で働く女性刑事・佐藤真冬(浅野ゆう子)と警官・高田佐和子(三田寛子)が2人を逮捕しました。

しかし、実は沢田と土門は道玄坂警察署・刑事課に新しく配属された刑事であり、佐藤は2人の教育係を任されることになります―。

等身大の恋愛模様に共感の嵐…!『君の瞳をタイホする!』の注目ポイント 

本作は刑事が主人公ではありますが、事件や捜査などのシーンはほとんど描かれていません。洒落た服装に身を包み、ナンパやコンパなどを楽しむシーンがほとんどです。そのため、刑事ドラマだと思って見ると驚く方も多いかもしれません。

一方で、ドタバタラブコメディとして見ると、見どころは満載です。刑事でありながら、遊び呆ける沢田のお調子者キャラを演じる陣内孝則さんの演技力の高さが本作の面白さをグッと引き上げています。

また、コメディ要素だけでなく、主人公たちの等身大な恋愛模様が描かれたラブストーリーも魅力の1つです。昭和に放送されたドラマではありますが、共感できるシーンも多くあり、今見てもかなり楽しめるでしょう。

“トレンディを凝縮した名作”…!斬新な設定が話題に!

テレビドラマ『君の瞳をタイホする!』は、“月9”枠にトレンディドラマが多く放送されるようになったきっかけの第1作目。出演者はバブルを象徴するような煌びやかなファッションを身にまとい、ナンパやコンパなどを楽しむ様子が描かれた“トレンディを凝縮した名作”です。

まだ『君の瞳をタイホする!』を観たことがない方、また本記事を読んで『君の瞳をタイホする!』に興味を持っていただけた方は、“月9ブームの火付け役である本作”をぜひチェックしてみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。