いじめ役のオファー殺到…！【最も“いじめっ子”がハマり役の女優】“悪女”すぎる演技が話題になった人気女優は？

映画やドラマの中には、いじめ描写がある作品も少なくありません。特に学園系の作品では、強く印象に残るようないじめっ子が登場することもあります。今回は、そんな“いじめっ子がハマリ役”の女優5名をチョイスしました。

本記事では、その中から伊藤沙莉さんをご紹介。当時小学生でありながら、多くの視聴者が驚愕するほどのインパクトを残した伊藤さんが演じたいじめっ子役とは…？

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

高すぎる演技力に驚愕…！伊藤沙莉の”いじめっ子”がハマり役と話題に！

2005年7月2日から9月17日まで、日本テレビ系列で放送されたテレビドラマ。『GTO』『家政婦のミタ』などのヒット作を手掛けた遊川和彦が脚本を務め、学園系の作品の中でも異色なストーリーが話題を呼びました。

半崎小学校に通う神田和美（志田未来）は、6年生に進級する始業式に向かっていました。どうやら、阿久津真矢（天海祐希）と呼ばれる超優秀でありながら、担任になると地獄のような学校生活を送るようになるという噂のある教師が新しく赴任してくるらしく、和美は期待と不安で胸を募らせます。

和美を含む新6年3組の児童たちが新しい教室で待っていると、おもむろに教室に入ってきた阿久津。冷酷な表情とクールな佇まい、厳しい口調に怯える児童たち。あえて和美たちの“壁”となり、今後大きな壁が立ちはだかっても乗り越えられるようにとスパルタ指導する阿久津に児童たちは翻弄され―。

伊藤さんは、ドラマ『女王の教室』でいじめっ子の田中桃を演じました。桃は、和美がクラスメイトの財布を盗んだ疑惑があることをきっかけに、グループになって和美をいじめ始めます。

ランドセルにゴミを詰めたり、教科書に落書きされたりするなど、物を汚すことから始まったいじめは徐々にエスカレート。桃はいじめの主犯格ではありませんでしたが、小学生ならではの「純粋な悪意を持った悪女」という役柄を見事に演じていたことで、最も目立っていました。

伊藤さんは『女王の教室』でいじめっ子役がハマリすぎて、ドラマ終了から数年はいじめっ子役のオファーばかりが来ていたのだとか。それほど、伊藤さんのハスキーなボイスから出るセリフやいじめっ子らしいリアルな表情は、多くの人にインパクトを残しました。

高い演技力とチャーミングな人柄から、映画やドラマに引っ張りだこの伊藤さん。NHK総合の連続テレビ小説『虎に翼』の主演にも抜擢され、いじめっ子役が光る女優から国民的女優へと昇り詰めました。

そんな伊藤さんが今後どのような役を演じるのか？今後の伊藤沙莉さんの活動に注目です！

ライター：天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

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