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涙なしでは観られない…『最も“不幸な女”がハマり役の女優』不運だらけの“シングルマザー”を熱演した名女優は?

  • 2025.1.26

映画やドラマには、嫌でも同情してしまうほど不幸が続く役柄が用意されていることも多くあります。今回は、そんな“不幸な女”役を見事に演じた女優を5名セレクトしました。

本記事では、その中から満島ひかりさんをご紹介。民放連続ドラマでの初主演となった作品で演じた、涙なしでは観られない“不幸な女”とは…?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

夫の死で突如シングルマザーに…満島ひかりの自然すぎる演技に涙必至!

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(C)SANKEI
  • 作品名:『Woman』
  • 役名:青柳 小春

あらすじ

2013年7月3日〜9月11日まで、全11話で放送されたテレビドラマ。坂元裕二氏が脚本を務め、複雑な人間関係や深刻な社会問題を描いた社会派ドラマとして海外でも人気を集めています。

幼い頃に両親が離婚し、母親の愛情を知らずに育った青柳小春(満島ひかり)は、夫の信(小栗旬)と2人の子どもとともに仲睦まじく暮らしていました。ある日、信が不慮の事故によって命を落としたことで、小春はシングルマザーとして2人の子どもを育てることになります。

仕事を掛け持ちしながら懸命に働く小春でしたが、家計の苦しさは改善されることは無く、生活保護の受給を決心します。しかし、受給条件を満たしていないと申請を断られる小春。

そんななか、小春を捨てて別の男と再婚した母親の植杉紗千(田中裕子)が、小春たちを支援したいと言っていることを知り、20年ぶりに再会することに―。

貧困・病気・複雑な人間関係…『Woman』での“不幸な女”の注目ポイント

夫の死によってシングルマザーとなった小春は、夫の死を悲しむ暇もなく働きづめの日々が始まります。2人の子どもを育てながら、肉体的にも精神的にも辛い毎日を送る小春の姿に、感情が揺さぶられることでしょう。

さらに、小春は再生不良性貧血と呼ばれる指定難病に罹り、闘病生活を余儀なくされることになります。「2人の子どもを残して死ねない」と、プライドや葛藤を捨てて恨んでいた母親に支援を頼む小春。そんな小春はまさに、“不幸な女”と言わざるを得ません。

高い演技力が魅力…個性派女優の満島ひかりの今後に注目!

7人組ユニット『Folder』として1997年にアーティストデビューした満島ひかりさんは、2004年ごろから女優としての活動を本格化。2008年公開の映画『愛のむきだし』での体当たりで凄まじい演技で注目を集め、女優としての活躍の幅を広げていきました。

『Woman』でも、その高い演技力と自然な演技が話題を呼び、まるで実在するかのような“不幸な女”を演じています。今後も、満島さんの出演作品に注目しましょう!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。