1. トップ
  2. 理不尽にも程がある…『史上最悪のバッドエンドな映画』救いようがない“胸糞悪さレベル100”の超話題作!

理不尽にも程がある…『史上最悪のバッドエンドな映画』救いようがない“胸糞悪さレベル100”の超話題作!

  • 2025.1.26

映画には、思いもよらない最悪の結末を迎える作品も数多く存在します。今回は、そんな後味が悪くなるような“バッドエンド”が用意されている映画を5本チョイスしました。

本記事ではその中から、ジェームズ・ワトキンス監督の映画『バイオレンス・レイク』についてご紹介。結婚間近のカップルを襲った、理不尽すぎる悲劇とは…?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。また、物語の結末のネタバレを含みますので、作品未視聴の方はご注意くださいませ。

幸せなカップルを襲った悲劇…!史上最悪の“バッドエンド”な映画『バイオレンス・レイク』

undefined
イメージ画像:Canva
  • 作品名:『バイオレンス・レイク』
  • 公開日:2008年9月12日

あらすじ

美しい湖にキャンプで訪れた、ジェニー(ケリー・ライリー)スティーブ(マイケル・ファスベンダー)。このキャンプでプロポーズを決意していたスティーブは、婚約指輪を持ってジェニーと共に湖へ向かいます。湖のほとりでリラックスしていると、2人は地元の少年たちから嫌がらせを受けることに。

優雅な時間を邪魔する少年たちを注意するスティーブでしたが、少年たちは聞く耳を持ちません。結局、ジェニーとスティーブは少年たちを無視することにしましたが、注意されたのをきっかけに少年たちの嫌がらせはエスカレート。その日の夜、少年たちは2人の車を盗みます。車を取り返そうとしたスティーブでしたが、少年たちとのもみ合いの末、少年たちが飼っていた犬を誤って殺してしまうのです。

少年たちの復讐の対象となったジェニーとスティーブは、殺意を持った少年たちから逃げますが、スティーブは捕まってしまいます。スティーブは、少年たちにナイフで数か所刺されて瀕死の状態。ジェニーは少年たちの目をかいくぐりながら、なんとかスティーブと共に逃げ出すものの―。

あまりにも理不尽な暴力…!史上最悪の“バッドエンド”とは ※ネタバレ注意

なんとか逃げ出したジェニーとスティーブでしたが、少年たちの仲間に騙されて再び捕まります。結局、少年たちにガソリンで火を付けられ、スティーブは焼死してしまうのでした。悲しみながらも逃げ出したジェニーは、途中で少年たちの1人を殺害してしまいます。

仲間の死をきっかけに少年たちはジェニーをより執拗に追いかけますが、ジェニーは配達中のトラックを奪い逃げ出します。ところが、ジェニーは湖を出たところで事故を起こしてしまい、近くにあった民家に助けを求めます

傷だらけのジェニーを優しく介抱する家主でしたが、1本の電話をきっかけに態度が急変。なんと、助けを求めた家主は少年たちの両親だったのです!子どもを殺された両親は怒り狂い、ジェニーをバスルームに引きずり込んで、あまりにも理不尽なエンディングを迎えます。

観たことを後悔してしまうかも…閲覧注意の衝撃作!

『バイオレンス・レイク』は、「理不尽」という言葉が最も良く合う作品です。少年たちからの「理不尽な暴力」、逃げても逃げても逃げた先が絶望の「理不尽な展開」など、主人公たちが救われる場面は一切ありません。最後に聞こえるジェニーの断末魔は、まさに「史上最悪のバッドエンドな映画」にふさわしい作品と言えるでしょう。

まだ『バイオレンス・レイク』を観たことがない方、また本記事を読んで『バイオレンス・レイク』に興味を持っていただけた方は、“胸糞悪さレベル100”の世界観をぜひ体験してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。