1. トップ
  2. 人気絶頂『ミセス』大森、ライブ途中で酸欠に…“見えざる舞台裏”が壮絶すぎて驚愕

人気絶頂『ミセス』大森、ライブ途中で酸欠に…“見えざる舞台裏”が壮絶すぎて驚愕

  • 2025.1.14

2024年に『輝く!日本レコード大賞』を受賞し『第75回NHK紅白歌合戦』にも出場するなど、ただいま人気絶頂の「Mrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」。大森元貴(Vo/Gt)、若井滉斗(Gt)、藤澤涼架(Key)から成る3人組バンドだ。

(C)SANKEI

彼らが2023年7月に発売したオリジナルフルアルバム『ANTENNA』の制作過程に密着したドキュメンタリー映像「Documentary -- Episode 3 “ANTENNA”」が、公式YouTubeチャンネルで昨年11月に公開されている。そのPart1で見られるライブの舞台裏があまりにも壮絶だった。今回はドキュメンタリー映像の中から、舞台上で輝きを見せる彼らの壮絶な苦労を紹介していく。

「行かなきゃ」酸欠の中で挑むライブが壮絶すぎて驚愕

2022年11月29日、Zepp Sapporoでのライブ途中に事件は起こった。なんと、大森が中盤から酸欠のような状態に陥ってしまったのだ。

盛り上がったライブがひと段落し、観客からアンコールを望む手拍子が鳴り続けるなか、舞台袖の観客から見えないところで椅子に座って酸素ボンベを口に当てる大森。挙げ句、裏の楽屋に戻って椅子に座り、首元にタオルを当ててうつむき、目を閉じながら休む始末。顔色も悪く、アンコールへの出演は絶望的に思われる状況だった。

しかし、しばらく虚空を見つめながら休んだのち、力強い声で「行かなきゃ」とつぶやいて立ち上がった大森。その表情は、「待ってくれているファンのために」と決意を固め、闘志に満ちたものに見えた。

大森の不在をカバーしようと、他メンバーがMCで繋いでくれていたアンコールのステージへ向かう。訪れているファンに不調を悟られて心配をかけないように、という配慮からなのか、舞台袖からは軽い足取りでステージ中央に戻っていく大森の姿には、とてもグッときた。

 

「最初お腹痛くて、なんか息薄いなみたいな。気づいてからもうダメで。」ライブ後、楽屋に戻ってメンバーとともに振り返った大森。しかし、当日ライブに足を運んだファンであっても、大森がそのような状態にあることに気が付かなかった方がほとんどではないだろうか?

“酸欠状態でアンコールに出演できるかどうか”という際どい状況においても、それをファンに悟られぬよう最後まで走り切ったこと、その壮絶すぎる舞台裏には、驚きを隠せない。さすがプロのアーティストだ、と心底感動する一幕だった。

「心血注いでライブされている」大森のひたむきさに感動

コメント欄では、酸欠状態になりながらもそれをファンに悟られぬよう公演を続けた大森のひたむきさに感動したファンが多く見られた。

大森さんの『いかなきゃ』心にささる、、、
酸欠になりながらも最後までステージに立つ大森さん、さすがプロだよな
酸欠になってまで心血注いでライブされているの本当にすごいと思います。

自分を奮い立たせてステージに立ち続けた大森。ファンの方々にも、そのまっすぐな思いはしっかりと届いているようだ。

どのような状況に陥ったとしてもファンのことを1番に考え続けるMrs.GREEN APPLEだからこそ、多くのファンが付いて飛躍的な活躍を見せ続けているのだろうと思う。これからもきっと、ファンとともに羽ばたいていくであろう彼らの今後から目が離せない。