手術後に激変！怒りっぽい患者が妙に優しい…「まさか？」看護師が気づいた“予想外の原因”とは

病棟で看護師をしている、ぱれちに（ぱれちにっき）さん。仕事のかたわら、医療従事者向け、主に看護師向けの漫画を描き、ブログで発信しています。

今回は、読者から寄せられた入院患者さんのエピソードです。

主人公が担当する病室に、怒りっぽい患者さんがいました。その患者さんが手術を受けた翌日、主人公が巡回していると、いつもはムスッとしているその患者さんが穏やかに優しく「遅くまでお疲れ様だね」と声をかけてくれたのだそうです。

ところがよく聞いていると「しっかり休むんだよ そうしないとお母さんに叱られちゃうよ」「そういえばもうすぐ電車は到着するのかね？」などと、発言の様子におかしいところが見られました。患者さんはせん妄を起こしてしまっていたのです。

ところが翌朝患者さんのもとを訪ねると、「ワシはそんなこと言っとらん！」「バカもん！」といつもの様子で一喝されてしまったのでした。

夢の中のようなセリフを言うだけでなく、性格まで変わってしまうこともあるのですね！せん妄に陥ると普段よりも優しい人柄になるというのは、よくあることなのでしょうか？何はともあれ、無事に回復したのなら何よりです！

ブログ：ぱれちに（ぱれちにっき）