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「引きずり込み続ける」「スリリング」Snow Man・目黒蓮が主演の1年半前の“大人気金曜ドラマ”に魅了されるワケ

  • 2025.2.4

2月14日に劇場版『トリリオンゲーム』が公開します。原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一の人気漫画を、2023年7月期にSnow Man・目黒蓮が主演し、佐野勇斗が共演で連ドラ化(TBS)。昨年10月からはアニメもスタートし話題を集めている。毎回スリリングな展開で視聴者を魅了したドラマの魅力を、劇場版公開を前におさらいしたい。

ハル&ガクは推進力の高い最強バディ! 駆け上がっていくさまが楽しい

ワガママで人たらしの“世界を覆すハッタリ男”通称・ハルと、気弱で心優しい“凄腕エンジニア”の通称・ガクという正反対の2人が、タッグを組んでゼロから起業する。予測不能な作戦で、世界的企業の時価総額である1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぎ、この世のすべてを手に入れようと成り上がろうとする姿を描く本作。主人公のハルこと天王寺陽(はる)を目黒蓮、ガクこと平学(たいら・まなぶ)を佐野勇斗が演じている。

物語は、2人が就活生だった頃からスタート。それとともに、ハルがいない現在も同時進行で描かれ、より彼らがどうなっていくのかが気にならずにはいられない。

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(C)SANKEI

中学の同級生だったハルとガクは、お互いに“恩人”で認め合う存在。「ドラゴンバンク」の採用面接で偶然再会するも、内定式当日、有能なガクが不採用だったことを知ったハルは内定を辞退。面接官を務めた社長令嬢・桐姫(今田美桜)もろとも「ドラゴンバンク」を手に入れると宣言したのだ。ハルは、ガクと組んで1兆ドルを稼ぐロードマップを描き、「トリリオンゲーム」社を起業する。

毎回、予想の斜め上を行く方法が飛び出し、ハルが言葉と行動で、ガクがデスクの前でPCとともに奮闘。2人は互いが推進力になるような唯一無二のバディで、2人だからこそスピーディーに躍進したり、逆転劇を繰り広げられたといえる。

そんな彼らの活躍に、SNSでも「ずっとジェットコースターみたい」「スリリングで爽快」「本当にワクワクする」「やばい奴って、謎の推進力ある」「客を飽きさせず、物語に引きずり込み続ける」などの声が上がっていた。

自分たちの夢を信じて突き進むハル&ガク 2人に懸けるor対峙する人々も魅力的

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(C)SANKEI

彼らに出資した謎の男・祁答院(けどういん/吉川晃司)は、喰えないキャラだと思いきや、その人柄は終始いい人で粋だった。

真面目過ぎるがゆえに就活が全敗中だった大学生・凜々(りんりん/福本莉子)は、その誠実な人柄を見込まれ「トリリオンゲーム」社の社員に。会社の役に立とうと必死で頑張り、会社にとって必要不可欠な存在になっていく姿がすがすがしかった。

ハル&ガクにとって最大の壁であった日本最大のIT企業「ドラゴンバンク」。その社長令嬢である桐姫は、多言語を操るクールで強欲な才色兼備の女性だ。ハル&ガクたちとは敵対関係ではあるものの、物語では桐姫の胸キュン展開も盛り込まれ、話題になっていた。「ハルと桐姫の関係性が好き」「ハルと桐姫、お似合いだな」と視聴者の心をつかんでいた。

花ビジネス、スマホゲーム、動画配信サービスなど…ハル&ガクのサクセスストーリーの中で、運命を共にする仲間たちも個性豊かだ。ハル&ガクが出会う人々も、本作の魅力の一つといえるだろう。

また、目黒蓮の演技力についても、「めめの演技力ってすごいね!」「silentを先に観たから、目黒蓮がこの役にハマってるんだと思い込んでたけど対照的な陽くんの役ではアイドルを1ミリも感じなかった」など大絶賛の声も聞こえている。

完全オリジナルストーリーが展開する映画を前に、ドラマを観て新たなワクワクに備えたい。



ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です