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どうやって計算するか覚えてる?「−9×(−9)×(−9)」→暗算できる?

  • 2025.2.12
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同じ数どうしの掛け算は、九九の範囲までの二回掛けるものであれば簡単に答えることができますが、三回となるとどうでしょうか。

もしもこれがスラスラ解くことができたら、あなたの計算力は高い方かもしれません。しかも、マイナスの符号もついているので答える際には注意が必要ですね。

問題

次の計算をしなさい。
−9×(−9)×(−9)

負の数を三回掛けたら、答えの符号はどうなるでしょうか?

解説

この問題の答えは「−729」です。

まずは、負の数を含む掛け算の答えの符号について確認していきましょう。

<答えの符号の決め方(負の数を含む掛け算の場合)>
・負の数が偶数個の場合、答えは正の数になる
・負の数が奇数個の場合、答えは負の数になる

割り算についても、上記と同じ方法で答えの符号を決めることができます。

さて、問題を改めて振り返ってみると、掛けられている負の数は三個ありますので、答えは負の数になるはずですね。そこまで分かってしまえば、後は「9×9×9」がいくつになるのかという問題になります。

  9×9×9
=81×9
=729

これは意外と計算しやすいですね。最後にこれにマイナスをつけることを忘れないようにしましょう。答えは「−729」です。

まとめ

負の数が含まれている掛け算では、答えの符号に注意が必要でした。

掛け算と割り算の符号の決め方は、

・負の数×正の数=負の数
・正の数×負の数=負の数
・負の数×負の数=正の数
・正の数×正の数=正の数

です。さらに、負の数が偶数個の場合の答えは、正の数に。負の数が奇数個の場合の答えは、負の数になります。しっかりと覚えておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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