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符号の変化に気をつけて!「−2−(−3)−(−1)」→正しく計算できる?

  • 2025.2.2
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もしかすると、今回の問題は大人でも意外と間違えてしまうかもしれません。間違えやすいところは、カッコと負の数の引き算があるときの式の整理の仕方です。

学生の頃以来、触れる機会があまりない計算なので、忘れてしまっている大人はたくさんいるかもしれません。きちんと復習しておきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
−2−(−3)−(−1)

カッコの前後にマイナス記号がついている部分があります。この点に注意しましょう。

解説

この問題の答えは「2」です。

マイナス記号が出てきただけで、計算が複雑に感じてしまった人もいるかもしれませんね。さて、マイナス記号がカッコの前にあるときは、どのように式を整理すれば良かったでしょうか。

マイナス記号の性質に注目して振り返りましょう。

<マイナス記号の性質>
・マイナスにはカッコの中にある符号を逆転させる性質がある。
・◯−(+△)=◯−△
・◯−(−△)=◯+△

この性質を利用して、問題の式を整理していきましょう。

  −2−(−3)−(−1)
=−2+3+1
=1+1
=2

これで正しい答えを出すことができました。

まとめ

マイナス記号の性質に注目することで、カッコのついた計算も正しく整理することができました。ちなみに、カッコの中に計算式がある場合でも、以下の要領で式を整理することができます。

・◯−(■+△)=◯−■−△
・◯−(−■−△)=◯+■+△

この性質を覚えておけば、負の数の足し算と引き算を正しく計算できるようになります。この他の問題にもチャレンジして、記憶に定着させましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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