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どうやって計算するか覚えてる?「−3×(−4)÷(−6)」→暗算できる?

  • 2025.1.16
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今回の問題はぜひ暗算で挑戦してみてください。間違えてしまわないように、正しい計算方法を思い出しながらチャレンジしましょう。

ずっと計算問題に触れていと忘れてしまうこともあります。忘れてしまっていた方は、今回の問題を復習の良い機会にしてくださいね。

問題

次の計算をしなさい。
−3×(−4)÷(−6)

掛け算と割り算だけの計算ですが、負の数があるので難易度は上がるかもしれません。

解説

この問題の答えは「−2」です。

負の数を含む掛け算と割り算では、答えの符号に注意しなければいけません。

<負の数を含む掛け算と答えのルール>
・正の数×負の数=負の数
・負の数×負の数=正の数
※割り算は逆数にして掛け算に直せるので、同じように計算できる。

このルールに沿って、順番に計算していきましょう。

まずは−3×(−4)からですが、これは「負の数×負の数」の形になっているので

−3×(−4)
=12

計算結果は正の数になります。次は割り算ですが、割り算は逆数を利用することで掛け算に変換することができるので、ルール通りに計算しましょう。このまま答えまで出していきます。

−3×(−4)÷(−6)
=12÷(−6)
=12×(−1/6)
=−12/6
=−2

「12÷6」は割り切れる計算なので、最終的な答えも整数になりました。しかし、もし割り切れない計算の場合でも、分数にすることで答えを出すことができます。

まとめ

負の数を含む計算問題では、答えの符号に注意しなければいけません。それが掛け算や割り算なら、計算に登場した負の数の個数によって答えの符号が変わるため、ミスをしないように負の数の個数に気をつけて計算しましょう。

割り算は分数の掛け算に直せるので、もし割り切れない場合は分数で答えることができます。問題によって答えの出し方も考えるようにしましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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