計算順序を忘れてないかチェック！「9−8÷2+3」→正しく計算できる？

2025.2.2

小学校で学習する計算問題だからと言って、侮ってはいけません。大人でも意外と計算を間違えてしまうことがあります。

正しい理解ができているかどうか、この記事の問題に挑戦し、確認してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
9−8÷2+3

計算の順序に気をつけて、計算を行いましょう。

解説

今回の問題の答えは「8」です。

また、途中の計算式は次のようになります。

9−8÷2+3
=9−4+3
=5+3
=8

計算のポイントを順に確認していきましょう。

まず、四則（足し算・引き算・掛け算・割り算）が混じった計算は、次の順に計算しなければなりません。

（1）掛け算・割り算の計算
（2）足し算・引き算の計算

今回の問題では、「8÷2」から計算します。

8÷2=4

割り算を計算したことによって、元の計算式は「9−4+3」となりました。

これは足し算・引き算の計算なので、左から順に計算をしましょう。

9−4+3
=5+3
=8

以上より、今回の問題の答えは「8」となります。

一つひとつの計算は、小学校の低学年で学習するものなので簡単でしたね。しかし、計算順序を間違えると正しい答えに辿り着くことはできません。この計算は算数・数学の基本ルールなので、しっかり確認をしながら計算を進めましょう。

まとめ

電卓は便利ですが、そればかりに頼っていると、計算力がどんどん落ちてしまいます。計算の順序をしっかりと覚え、電卓を使わずに計算練習もすると良いでしょう！

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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