計算の順序を間違えると、計算結果は間違ったものになってしまいます。一つひとつの計算を正確に行うのにくわえて、どの順番で計算するかをしっかり確認をしましょう。
今回の記事の問題を正しく計算することができますか?
問題
次の計算をしなさい。
15−2×6+4
計算の順序に気をつけて、計算を行いましょう。
解説
今回の問題の答えは「7」です。
また、途中の計算式は次のようになります。
15−2×6+4
=15−12+4
=3+4
=7
計算のポイントを順に確認していきましょう。
まず、四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混じった計算は、次の順に計算しなければなりません。
(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算
そのため、今回の問題では「2×6」から計算します。
2×6=12
割り算を計算したことによって、元の計算式は「15−12+4」となりました。
これは足し算・引き算のみの計算なので、左から順に計算をしましょう。
15−12+4
=3+4
=7
以上より、今回の問題の答えは「7」となります。
一つひとつの計算は、小学校の低学年で学習するものなので簡単ですが、順序を間違えると正しい答えに辿り着くことはできません。正しい計算順序を覚えて、正確に計算できるように練習してみましょう。
まとめ
暗算は脳トレにもなるので、日頃から自分自身で計算する習慣をぜひ身につけましょう。
しかし、計算順序を間違えてしまえば、どんなに暗算が速くても答えを間違えてしまいます。繰り返し練習することで、より速く、正確に計算ができるように頑張りましょう!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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