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正しく計算できる?「1/50 ÷ 1/100」→小学生でも分かる問題にチャレンジ!

  • 2025.1.21
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小学生のときに習った計算でも、大人であれば簡単に計算できるとは限りません。特に、分数の計算など、日常ではあまり触れる機会の少ない計算は、子どもよりも大人の方が難しく感ることもあるでしょう。

さて、今回の問題、あなたはどのぐらい難しく感じるでしょうか?

問題

次の計算をしなさい。
1/50 ÷ 1/100

解答

正解は、「2」です。

式に登場する数字は大きいですが、答えは結構シンプルになりましたね。

次の「ポイント」で、このような答えになる理由を確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「割る数の逆数を掛けること」です。

逆数とは、分子と分母を逆にした数のことです。1/100の逆数は、100/1です。

分数の割り算の計算ルールはとてもシンプルで、割る数の逆数を割られる数に掛けるだけです。

  (1/50)÷(1/100)
=1/50×100/1

分数の掛け算では、分子と分母をそれぞれ掛けます。このときのポイントは、約分を行うことです。約分とは、分子と分母を共通の数で割って分数を簡単な数にすることです。なお、分数の掛け算の途中でも約分が可能です。

今回の式では、分子と分母を50で割って約分できますよ。

では、続きを計算していきましょう。

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  1/50×100/1
=(1×100)/(50×1)
=(1×100÷50)/(50÷50×1)   ←約分
=(1×2)/(1×1)
=2/1
=2

これで答えを出せましたね。

なお、分数は、分子と分母を同じ数で割っても、数の大きさは変わりません(同じく、分子と分母に同じ数を掛けても、数の大きさは変わりません)。よって、約分をすることで、大きさを変えずにより簡単な数で分数を表すことができるのです。

まとめ

今回の問題では、分数の割り算に挑戦しました。

分数の割り算の計算ルールは「割る数の逆数を掛ける」というとてもシンプルなものです。ただし、掛け算の際には、約分をすることを忘れないようにしましょう。

他にも小学生の学習内容を復習できる問題を用意していますので、ぜひ引き続き挑戦してみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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