どこから描く？あなたの"人間関係の傾向"がわかる心理テスト

2025.1.30

あなたは人間関係の中でどんなことに気をつけていますか？何も気をつけないという人もいるでしょうが、多くは自分なりに工夫したり意識していたりしないでしょうか。付き合う友人たちなどを見ることで、何となく人間関係の傾向がわかりそうですが、本質的なところまではわからないかもしれません。そこで今回は、あなたの人間関係の傾向を心理テストで探ってみましょう。

どこから描きますか？直感でお答えください。

1.輪郭

2.耳

3.目

4.鼻

1.輪郭からを選んだ人は「引っ込み思案で消極的」

輪郭からを選んだ人は、引っ込み思案で消極的な傾向があるかもしれません。あなたは自己主張するのが苦手で、相手が会話を始めてくれるのを待つ人ではないでしょうか。親しい関係であれば自分から行動できても、控えめな態度でいることが多いかもしれません。

輪郭からを選んだことは、内向的なところが表れています。興味や関心を広げるよりも深める方が好きで、人間関係も限定的ではないでしょうか。大勢でいるよりもごく少数の人と仲良くする方が楽で、交流を増やしていくことは苦手かもしれません。

無理に人付き合いを増やしていくよりも、親しくできる人との関係性を重視した方が良いでしょう。内向的な人はコミュニケーションでストレスを感じやすい一方で、激務や忙しいことに対するストレス耐性は高いデータがあります。あまり人と関わる必要がない、コツコツと取り組める環境でこそ輝けるのかもしれませんね。

2.耳からを選んだ人は「細かいことにこだわりやすい」

耳からを選んだ人は、細かいことにこだわりやすい傾向があるかもしれません。あなたは観察力が高く、一度気になると考えを止められない人ではないでしょうか。仲が良い人であっても一度違和感を持ってしまうとそれにこだわってしまい、関係性を壊してしまうかもしれません。

耳からを選んだことは、執着心の強さが表れています。一度心にとらわれてしまうと、それを手離せないのではないでしょうか。些細なことでもこだわってしまい、考え続けているうちにだんだん自分の中で大きな物事に変化してしまうかもしれません。

周りは「そんな些細なことで」、と思うようなことでも、あなたの中では耐え難いことに変わってしまうでしょう。もし人間関係を断つことができても、過去のネガティブな感情をいつまでも抱いてしまうかもしれません。感情にとらわれがちになってしまうので、心をニュートラルに保ったり、マインドフルな考えを持ったりしてはいかがでしょうか。

3.目からを選んだ人は「仲間意識を大切にする」

目からを選んだ人は、仲間意識を大切にする傾向があるかもしれません。あなたは仲間想いなところがあり、何よりも一体感を重視する人ではないでしょうか。仲間のみんなが楽しくいられるように気を使い、お互いを支え合おうとしているのかもしれません。

目からを選んだことは、情に厚いところが表れています。仲間が困っていれば見過ごすことができず、自分事として考えていないでしょうか。強すぎる仲間意識は、仲間ではない人への拒絶が強く、視野も狭まってしまうでしょう。

仲間といることに慣れ過ぎると、もし別の集団に所属しないといけないときには、苦痛がより増してしまうのではないでしょうか。また仲間同士でも異なる意見が出ることが許せず、多様な価値観や考えを持ちにくいかもしれません。強すぎる仲間意識が自分を苦しめてしまう前に、心の拠り所程度の認識に切り替えてみてはいかがでしょうか。

4.鼻からを選んだ人は「自分から関係性を作りやすい」

鼻からを選んだ人は、自分から関係性を作りやすい傾向があるかもしれません。あなたは自分から積極的に話すことが多く、気配りをするのも上手な人ではないでしょうか。会話の中で自然に自己開示して相手との距離を縮め、信頼関係を築きやすいのかもしれません。

鼻からを選んだことは、外向的なところが表れています。他人に対する興味や関心が強く、コミュニケーションを取ることが楽しみの一つになっていないでしょうか。一人でいるよりも誰かと一緒にいたり話したりすること好きで、人間関係を築けた人たちと何事も乗り越えていこうとするでしょう。

人と関わることの多い職場や役割の中であなたの真価は発揮されるでしょう。集団の中で気持ちを盛り上げ、困難なことも乗り越えようと声を上げられる力を持っているかもしれません。もし上手くいかないことがあっても、多様な環境で親しい人と気持ちを発散できるので、ストレス耐性も高いのではないでしょうか。

ライター:Kazuki.W
臨床心理士、公認心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう！