どこから描く？あなたが"理想とする未来"がわかる心理テスト

2025.1.28

あなたは自分の未来をどんな風に想像しますか？普段あまり意識していないと、この質問は答えにくいかもしれません。自分が理想とする未来について、いざ考えてみるとなかなかうまく説明できないのではないでしょうか。そこで今回は、あなたが理想とする未来を心理テストで探ってみましょう。

どこから描きますか？直感でお答えください。

1. 1から

2. 2から

3. 3から

4. 4から

1. 1からを選んだ人は「安定した生活」

1からを選んだ人は、「安定した生活」を理想とする未来としているかもしれません。あなたは自分の時間を優先し、ストレスなく過ごしたい人ではないでしょうか。生活を安定させながらも、自分の余暇を楽しめることを期待しているかもしれません。

1からを選んだことは、失敗を恐れやすいところが表れています。夢や目標に向かってチャレンジするよりも、安定することを目指していないでしょうか。冒険して大きな成果を出すことよりも、失敗したときのリスクを考えて、無難な選択を選びやすいのかもしれません。

昔から親や教師の言うことを素直に聞き、従うことが多かったのではないでしょうか。そのため自分で選択することや、目標を自分で決めて努力するということは苦手かもしれません。しかし、安定志向であるからこそ精神的に安定していたり、過度なストレスに脅かされにくいのかもしれませんね。

2. 2からを選んだ人は「成長した自分」

2からを選んだ人は、「成長した自分」を理想とする未来としているかもしれません。あなたは自分の夢や目標を持ち、それに向かって努力ができる人ではないでしょうか。理想とする未来も、自分が成長することで手に入れようとする強い意思を持っているかもしれません。

2からを選んだことは、成長欲求の強さが表れています。自分の目標に向かって必要なことを考え、必要であれば何をしても成し遂げようとしていないでしょうか。ストイックに向き合う強い意思は、自分を犠牲にすることすらいとわないのでしょう。

自分の理想を追ってばかりいると、ときには足元をすくわれてしまうかもしれません。頑張りすぎて健康を損なったり、理想以外の大事なものを見失ったりしていないでしょうか。懸命に向き合うことは大事ですが、自分が成長していく過程を楽しめるだけの余裕を持つことも大切でしょう。

3. 3からを選んだ人は「お金持ちな自分」

3からを選んだ人は、「お金持ちな自分」を理想とする未来としているかもしれません。あなたは今の生活に不満を抱き、お金があることで変わりたいと願っている人ではないでしょうか。お金を多く持つことで、自分の欲しいものや願いを叶えようとしているのかもしれません。

3からを選んだことは、幸せの形を見失っていることが表れています。自分が本当は何を求めているのか、何を幸せとしているのかがよく分かっていないのではないでしょうか。とりあえずお金があれば幸せだと思い、お金持ちでいることを理想としているのかもしれません。

統計学の世界では、お金（所得）と幸福度にあまり関連がないことが明らかにされています。大抵はお金があると人から認められやすいので、承認欲求を満たすためにお金を求めているのかもしれません。お金にとらわれすぎず、他人からどう思われようとも、自分だけの幸せの形を見つけてみてはいかがでしょうか。

4. 4からを選んだ人は「幸せな家庭」

4からを選んだ人は、「幸せな家庭」を理想とする未来としているかもしれません。あなたは家庭での悩みや複雑な家庭で育った過去がある人ではないでしょうか。悩みがなく円満な家庭に対する憧れが強い分、幸せな家庭を望んでいるのかもしれません。

4からを選んだことは、安心感を求めていることが表れています。特別なことをしなくても、自分を受け止めてくれる存在や居場所を求めていないでしょうか。自分が受け入れられていることに安心ができ、それを家庭にも求めているのかもしれません。

お互いを受け入れようとする思いは大切ですが、強すぎるとケンカや衝突を自然と避けてしまうでしょう。それは次第に家庭内に不和やストレスを生み出し、互いに安心感を持てなくなるかもしれません。厳密には家族であっても自分以外は他人で、完全に分かり合えない部分もあっても良く、むしろお互いに違いがあることを尊重する方が大切なのかもしれませんね。

ライター:Kazuki.W
臨床心理士、公認心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう！