「どこに座る?」あなたと"あの人との今の距離感"がわかる【心理テスト】

気になるあの人との関係、自分では近いと思っているけれど、相手はどう感じているのだろう。そんなふうに、人との「距離感」について、ふと考え込んでしまうことはありませんか。言葉には現れない本心は、無意識の行動に隠されていることがあります。

この心理テストでは、気になる人と二人きりになった時、あなたがどこに座るかによって、あなた自身が感じている「あの人との今の心理的な距離感」を診断します。あなたが心の奥で、その人との関係をどう捉えているのか、探ってみましょう。

気になるあの人と二人きり。静かな場所にやってきました。あなたはどこに座りますか？直感でお答えください。

1.相手の正面

2.相手の隣

3.相手の斜め前

4.立ったまま景色を見る

相手の正面を選んだあなたは、その人ともっと深く関わりたい、しっかりと向き合いたいと感じているようです。相手の表情や反応をきちんと見たいという気持ちの表れであり、二人の関係性を次のステップに進めたいという積極的な意志を持っているのかもしれません。

正面に座るという行為は、相手との対話を重視していることを示唆します。あなたは、その人を一人の人間として尊敬し、対等な立場でコミュニケーションを取りたいと考えているのではないでしょうか。誠実に向き合える関係を望んでいるようです。

もし関係を深めたいのであれば、その気持ちのまま、勇気を出して食事に誘ってみるなど、二人きりで話す機会を増やしていくと良いでしょう。ただし、真面目な話ばかりだと相手が疲れてしまうこともあるため、時にはリラックスした雑談を心がけることも大切です。

相手の隣を選んだあなたは、その人に対して強い安心感を抱き、心を許している状態のようです。隣同士は、パーソナルスペースが最も近くなる位置であり、そこに座ることに抵抗がないのは、相手を仲間やパートナーとして受け入れている証拠でしょう。

隣に座ると、同じ景色を見たり、同じ体験を共有したりすることが容易になります。あなたは言葉を交わさなくても一緒にいられるような、心地よい一体感をすでに感じているのかもしれません。二人の間には、強い信頼関係が築かれているのではないでしょうか。

その素晴らしい関係を大切に育んでいきましょう。心地よい距離感に甘えるだけでなく、時には「いつもありがとう」といった感謝の気持ちを言葉にして伝えることで、二人の絆はより一層強固なものになっていくでしょう。

相手の斜め前を選んだあなたは、その人を強く意識しているものの、直接向き合うことには少し照れや緊張を感じているのかもしれません。相手の視界には入りつつも、真正面は避けるその位置取りは、関心と戸惑いが入り混じった複雑な心境を表しているようです。

この対角線のポジションは、いつでも会話を始められるし、逆に視線を外して関係を断つこともできる、絶妙な距離感です。相手との関係を進展させたい気持ちと、もしうまくいかなかったらどうしようという不安との間で、心が揺れ動いているのではないでしょうか。

この距離を縮めるには、共通の話題が鍵となりそうです。相手の好きなことや趣味について、さりげなく質問を投げかけてみてはいかがでしょうか。小さな共通点を見つけることが、あと一歩を踏み出すための大きな勇気につながるかもしれません。

立ったまま景色を見ることを選んだあなたは、今はあの人との関係を深めることよりも、自分の興味や関心事を優先したいと感じているようです。あえて座らないという選択は、特定の関係に縛られたくないという、自立心や自由を求める気持ちの表れかもしれません。

これは、相手への関心が全くないという意味とは限りません。ただ、現時点では、恋愛や深い人間関係にエネルギーを注ぐモードではないのでしょう。今は、自分の世界を大切にしたいという気持ちが強いのではないでしょうか。

無理に関係を進めようとせず、今は自分のペースを大切にするのが良いでしょう。もし今後、その人との距離を縮めたいと感じる時が来たら、その時に改めて、あなたの方から向き合う時間を作ってみることをお勧めします。

ライター: Kazuhide.Y
公認心理師、心理学ライター。心理学を「ちょっと難しい学問」ではなく「毎日の生活に役立つ知識」としてお届けします。あなたの心が少しでも軽くなるような、そんな情報発信を目指しています。