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「しょうせつかのいしょ」「まつりのよくじつ」 小6の『どんどん切なくなる漢字の宿題』の衝撃中身<宿題にまつわるエピソード2選>

  • 2025.1.30
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写真:photoAC(イメージ)

子どもの頃、めんどくさいと思っていた「宿題」。しかし親になり、子どもの宿題を見ていると面白い発見があるようです。お子さんがいる方は心当たりがあるのではないでしょうか。

そこで今回は、X(旧Twitter)に投稿され大きな話題を呼んだ、<宿題にまつわるエピソード2選>を紹介します!

1、国語の珍問題に母「笑ってしまった」

2024年8月、やこ(@yacosuke)さんが「小学6年生のお子さんの宿題」をX(旧Twitter)に投稿したところ、注目を集めています。

いったい、なにが記載されていたのでしょうか?

やこ(@yacosuke)2024年8月29日

「このプリント、最後の方全部つらいんだけど」と言われて見たら、確かに哀愁を感じる例文が多くて笑ってしまった
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出典:やこ(@yacosuke)さん

「みをきられるいたみ(身を切られる痛み)」から始まって、「かぐがきずつく(家具が傷つく)」や「しょうせつかのいしょ(小説家の遺書)」というように、なんとも物悲しい例文が並んでいますよね…。

投稿者さんに詳しいお話を伺ったところ、こちらのプリントは「学校の宿題です」とのこと。

また「『身を切られる痛み』…確かにかなりつらそうだな…と思いました。最後が「祭りの翌日」で終わるのも、一抹の寂しさがあってグッときました」とのことでした。

言われてみると、最後が「祭りの翌日」で締められているのにセンスを感じますよね。もしかしたら、例文の配置も偶然ではなく、出題者の意図したものなのかもしれません。

みなさんも、お子さんの宿題のプリントやテストの例題を確認してみてはいかがでしょうか?もしかしたら、珍回答ならぬ“珍問題”が掲載されているかもしれませんよ?

2、「冷たいかき氷」の反対語?息子の回答に「全部丸したい」

2024年7月、山川たんぼ(@yamakawatannbo)さんが、お子さんの「本当は全部丸をつけたあげたい答案」をX(旧Twitter)に投稿したところ、その愛らしさに注目が集まりました。

いったいどのような答案だったのでしょうか?

山川たんぼ(@yamakawatannbo)2024年7月6日

朝散歩
言ってた息子が
起きません
    やまかわ
*画像は全部丸にしたい我が子の答案
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出典:山川たんぼ(@yamakawatannbo)さん

こちらは「はんたいことば(対義語)」の問題。

つめたいかきごおり」の対義語はおそらく「あたたかいおでん」ですが、お子さんの回答は「あたらしいおでん」!

たしかに「つめたい」の対義語は「あたたかい」ですが、日本語としておかしいわけではないですよね。

投稿者さんに詳しいお話を伺ったところ、「じわじわ来ましたね(笑)。最初の『やらわかいとうふ』はフフっとなった程度でしたが、『ふるいせんべい』…?『あたらしいおでん』…!たしかに古かったのかもしれないけど!たしかにホカホカで新しいのかもしれないけど!!型に縛られない、でも文字数ぴったりで妙に納得してしまう息子の回答。子どもっておもしろいなって思いました」とのこと。

また「『お父さんは好きだけど、これも正解だと思うけど、問題をよく読もうね』と伝えました(笑)。まじめな宿題なので、写真を撮ったうえで書き直し。写真は思い出の品として、子どもがもう少し大きくなったら見せてあげようと思います」とのことでした。

「はんたいことば」問題への回答としては不正解かもしれませんが、日本語としてはあながち間違いではないところがおもしろいこちらの答え。

子どもならではの発想にほっこりする投稿でした。

子どもの宿題を見たくなる!?

今回は、「小学6年生のお子さんの宿題」、「本当は全部丸をつけたあげたい答案」といった<宿題にまつわるエピソード2選>を紹介しました。

ついめんどくさいな~と思ってしまう「宿題」。

しかし、子どもの宿題を見ていると、面白い問題や、大人では思いつかないような子どもの発想に出会うこともあるようです。

子どもの宿題をもっとしっかり見たくなるような投稿ですね!



取材協力:やこ(@yacosuke)さん、山川たんぼ(@yamakawatannbo)さん

※記事内の情報は記事公開時点の情報です