今回は小学生の頃にたくさん解いたかもしれない計算問題に挑戦しましょう。
大人になってから取り組んでみると意外とやり方を忘れてしまっていることもあります。
もし忘れてしまっていたらこの機会にしっかり復習してみてください。
大人になった今も解ける場合は暗算でも挑戦してみてくださいね。
問題
次の計算をしなさい。
7−8÷4+3
注目しなければいけないのは、どこから計算するか、ですね。
解説
この問題の答えは「8」です。正しい計算順序をしっかりと思い出していきましょう。
正しい計算順序
・必ず掛け算と割り算から計算する。
・次に足し算と引き算を計算して答えを出す。
つまり、今回の問題では8÷4の計算を先に行うということですね。
8÷4
=2
先に計算しなければいけないのはここまでなので、残りの足し算と引き算を行っていきましょう。
7−8÷4+3
=7−2+3
=5+3
=8
これで計算完了です。もう少しスッキリした流れで解きたい場合は、まとまりを作ることもおすすめです。割り算のまとまりと足し算のまとまりを作っていきます。
7−8÷4+3
=7+3−8÷4
=10−2
=8
7+3と8÷4という二つのまとまりを作りました。その後、まとまりごとに計算しています。
計算の優先順位が違うものを離しておくことで、それぞれ干渉し合わないため、計算を進めることが出来ます。この方が暗算には向いているかもしれませんね。
まとめ
計算順序は守らなければいけないものですが、うまく利用すると計算しやすさが大きく変わってきますね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。