今回は、少し複雑な四則演算を暗算できるかどうか挑戦してみましょう。暗算するには少しのコツと慣れが必要ですが、そもそも四則演算を正しく計算できるかどうかも重要です。
正しい計算順序で計算できるようにポイントを思い出していきましょう。学生に戻った気分で楽しみながら計算してみてくださいね。
問題
次の計算をしなさい。
(4+6×7)+18÷3
計算順序が重要な鍵を握っています。
解説
この問題の答えは「52」です。
少し複雑で難しそうですが、落ち着いて計算順序を整理していけば必ず正解できますよ。
まずは四則演算の計算順序をおさらいします。
<四則演算の計算順序>
・まずはカッコの中の計算をする
・次に掛け算と割り算の計算をする
・最後に足し算と引き算の計算をする
※ただし、カッコの中も「掛け算・割り算→足し算・引き算」の順に計算する。
この計算順序に照らし合わせていくと、まずはカッコの中の計算からですね。
4+6×7
=4+42
=46
カッコの中もきちんと「掛け算→足し算」の順に行いました。カッコの中の計算の次は割り算を行い、最後に足し算を行います。
(4+6×7)+18÷3
=46+18÷3
=46+6
=52
これで計算が完了しました。一つ一つ丁寧に計算していくことで、間違える可能性が大きく減っていきます。
まとめ
今回は、四則演算の計算順序をおさらいしました。四則演算は「カッコの中の計算→掛け算と割り算→足し算と引き算」の順に計算しましょう。複雑な計算でも、正しい計算順序に慣れていくことで、間違えずに暗算できるようになりますよ。
当メディアでは他にも、さまざまな四則演算の問題を出題していますので、ぜひ他の問題にも挑戦してみましょう!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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