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どこから計算するのが正解?「1+(4−6÷2)×3」

  • 2024.12.2
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カッコがある計算では、計算の順序に注意しなければいけません。

この記事では、カッコを含んだ四則演算に挑戦してみましょう。

正しい答えを導くことができるでしょうか。

問題

次の計算をしなさい。
1+(4−6÷2)×3

計算の順序に気をつけて、計算を行いましょう。

解説

今回の問題の答えは「4」です。

途中の計算式は次のようになります。

1+(4−6÷2)×3
=1+(4−3)×3
=1+1×3
=1+3
=4

計算のポイントを順に確認していきましょう。

まず、カッコや四則演算が混ざった計算は、次の順に計算しなければなりません。

(1)カッコ内の計算
(2)掛け算・割り算の計算
(3)足し算・引き算の計算

今回の問題では、カッコ内の計算に「4−6÷2」と引き算と割り算があります。

ここでも、引き算と割り算では、割り算が優先です。

カッコ内の計算
4−6÷2
=4−3
=1

カッコ内を計算したことによって、元の計算は「1+1×3」となりました。

足し算と掛け算の計算なので、掛け算を優先しましょう。

1+1×3
=1+3
=4

カッコがある計算では、カッコ内が優先です。

さらにそのカッコ内に色々な計算が混ざっていれば、計算の優先順位に気をつけましょう。

まとめ

長い計算式は、それぞれの部分を分解して考えましょう。すると、簡単な計算の組み合わせになっていることがあります。

繰り返し練習することで、計算力を鍛えましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」