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「憑依している」「次元が違う」主人公を演じる柳楽の“涙の演技”に大絶賛の声“金曜ドラマ”

  • 2024.12.10

柳楽優弥が主演、坂東龍汰が共演するTBS系ドラマ『ライオンの隠れ家』(毎週金曜よる10時)第9話が12月6日に放送。愛生(尾野真千子)とライオン(佐藤大空)が、佐渡島のペンションから連れ去られ、洸人(柳楽優弥)たちが2人を守るために奔走。今回は、柚留木(岡山天音)の過去が垣間見える描写や、祥吾(向井理)の闇などが描かれ、SNSがざわついた。

柚留木のフラッシュバックにネット震撼! 洸人への一言にも反響続出

洸人から愛生とライオンがいなくなったと連絡を受けた柚留木は、新潟側のフェリー乗り場で愛生たちを乗せた車を運転する夫・祥吾の息がかった樺島(後藤剛範)と対峙する。しかし、樺島に髪の毛をつかまれ、柚留木が突如パニックに。柚留木は、幼いころ、虐待された記憶がフラッシュバックしたのだった。

この描写にSNSでは「辛い」「柚留木も虐待のトラウマを抱えていたんだ」「柚留木さんも辛い過去があったにもかかわらず、色んな人の手助けをしてて胸がきゅっとなる」と反響が続出した。

その後、祥吾の元に連れていかれた2人を助けるため、柚留木と洸人は祥吾の家に向かう。その道中で、柚留木は、祥吾が家族に依存していなければ自分を保てない最低の人間だと言う。それを聞いた洸人は、誰もがそうなる危険性があり、自分も弟・美路人(坂東龍汰)の自由を奪ってきたのではないか、それはある意味依存なのではないかと話す。

すると、柚留木は「あなたとは違いますよ」と語気を強め…。SNSでは柚留木の言葉に「ほんとにそう」「明確な違いがある」「強く否定してくれた柚留木、ほんま好き」と同感する声や、「感情の根底は似ていても、それを暴力で表す人間を軽蔑している」という分析も。これまで謎の人物として描かれていた柚留木の過去や感情が、視聴者の心を揺さぶっていた。

愛生が危険な目に! 祥吾に対し、SNS「かなり厄介」「怖すぎる」

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金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』第9話より(C)TBS

愛生とライオン=愁人は、祥吾の元へ連れ戻されていた。祥吾は離婚を前提に、最後の家族団らんの時間を過ごすことを提案する。ふと愁人の優しさに触れた祥吾は、愁人の親権を請い愛生に土下座。愛生はそれを拒否するも、祥吾は親権を譲ることを離婚の条件にするのだった。

そのあと、愛生から柚留木の携帯に連絡が入るも、すぐ切れてしまう。その次の場面では、愛生は拘束、監禁されている描写が…。祥吾の闇や衝撃の場面に、SNSでは「身震いした」「祥吾の顔が変わった瞬間、一気に鳥肌が立った」「かなり厄介」「怖すぎる」「モラ夫のお手本のよう」「やはり悪人」との声が飛び出していた。

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金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』第9話より(C)TBS

一方で、不遇で理不尽だった人生を送り、やっとできた家族と離れなければいけない祥吾に「愛し方を知らない哀れな人」「許せないけど最期は彼も報われてほしいと思ってしまう」「祥吾の孤独にも救いがある結末にたどりつくのだと信じてる」と同情する声も上がっていた。

洸人と美路人の兄弟愛にSNSで感動の声「爆泣き」「たまらなく愛おしい」

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金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』第9話より(C)TBS

愛生とライオンを助けに行くも、祥吾に追い返されてしまった洸人は自宅に戻る。家に美路人の姿はなく、美路人は描くのをためらっていた壁画のある堤防にいた。美路人を見つけた洸人は、ライオンたちにもう会えないかもしれないと号泣、2人を助けられなかった自分を責め、美路人に謝罪する。美路人は洸人に深呼吸を促し、そして壁画を描くと言い…。

SNSでは「自分がずっとお兄ちゃんにしてもらってたように深呼吸させて懸命になだめているの、爆泣き」「みっくんの成長には毎回驚かされるけどこのシーンは別格だった」「兄弟愛が素敵」「たまらなく愛おしい」と2人の姿に感動の声があふれていた。

また、「ドラマっぽくない泣き方がリアル」「役が憑依している」「次元が違う」など柳楽の演技力も絶賛の嵐だった。

楓(桜井ユキ)らの尽力もあり、樺島が逮捕され、祥吾の立ち位置も危ぶまれるなか、洸人はライオンたちを救えるのか? 物語も終盤に差しかか理、ますます目が離せない。



TBS系 ドラマ『ライオンの隠れ家』 毎週金曜よる10時
ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。
※記事内の情報は執筆時点の情報です