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これどうやって計算するか覚えてる?「4.8×0.5−2」→正しく計算できる?

  • 2024.12.20
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小学校で学習する計算問題だからといって、侮ってはいけません。

特に小数の計算は、小数点の扱い方に気をつけなければいけません。

この記事の問題に挑戦し、正しく理解できているか確認をしましょう。

問題

次の計算をしなさい。
4.8×0.5−2

小数の計算が含まれていますが、正しく答えを出すことはできるでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「0.4」です。

また、途中の計算は次のようになります。

4.8×0.5−2
=2.4−2
=0.4

どのように計算をしたのか、詳しく解説をしていきます。

小数の掛け算

まずはじめに計算するのは、掛け算からです。

つまり「4.8×0.5」の部分を計算します。

小数の掛け算は、基本的に次のような手順で計算します。

<小数の掛け算の計算手順>
(1) 小数点を考えず、整数の掛け算と同じように計算する
(2) 計算式の中の小数の小数点を、整数になるまで動かした桁数の合計分だけ、答えの小数点も動かす

「4.8×0.5」の計算は、まずは「48×5」を考えます。

48×5=240

次に、元の計算式の小数を整数にした場合、小数点を動かした数を数えます。

<小数→整数にしたときに動かした小数点の桁数>
4.8→48(一桁)
0.5→5(一桁)

よって、合計二桁分、答えの数の小数点を左に動かします。

240→2.40

小数点以下の数の末尾にある「0」は省略してもかまいません。つまり、「2.4」ということになります。

したがって、「4.8×0.5=2.4」です。

引き算

掛け算をすると、元の式は「2.4−2」となりました。

小数の引き算は、小数点の位置を揃えて引き算をします。

「2」は小数点が省略されていますが、「2.0」ということです。

したがって、

2.4−2
=2.4−2.0
=0.4

以上より、今回の問題の答えは「0.4」となります。

まとめ

「小数点をどのように扱うか」は、掛け算と引き算では異なります。

これらは小学校の算数で学習するので、忘れていた方は、ぜひ復習してみてください!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」