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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「438−153」→暗算できる?

  • 2024.12.10
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「足し算より引き算が苦手」という方は多いかもしれません。特に、繰り下がりがある引き算は、計算ミスもしやすく注意が必要となります。

この記事では、三桁の数どうしの引き算を暗算する方法について解説をします。

問題

次の計算をしなさい。
438−153

「三桁−三桁」の計算です。繰り下がりに注意して計算しましょう。

まずは、自分自身で答えを出してみてくださいね!

解説

今回の問題の答えは「285」です。

一般的な方法で引き算をすると、一の位から順に引き算をしていくでしょう。

しかし、ここでは数字を分けて考える解法を紹介します。

次のように計算をします。

  438−153
=438−100−50−3
=338−50−3
=288−3
=285

「153を引く」という計算を三つに分けて計算をしました。

(1)100を引く
(2)50を引く
(3)3を引く

「100を引く」は計算しやすいですね。その結果、元の式は「338−53」となります。

さらに「53」を50と3に分けたことによって、次は「50を引く」という計算です。ここでは、繰り下がりの計算が必要です。

「338−50」の計算も不安であれば、さらにもう一度工夫をしましょう。

(さらに計算の工夫)
  338−50
=338−30−20
=308−20
=288

「50」を30と20に分けて、順に引き算をしています。

最後の計算は「288−3」は簡単ですね。

以上より、答えは「285」です。

数を分けて順に引いていくことにより、手順は増えますが、頭の中でも計算しやすくなっているのではないでしょうか。どのように数を分けるかを考えることで、暗算も可能ですね。

まとめ

繰り下がりのある引き算を工夫して計算する方法を紹介しました。

はじめのうちは難しく感じるかもしれませんが、慣れると簡単に計算することができます。ぜひ日常生活でも活用してみてください!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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