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「こいつどっかで見たような」「源内先生の一件が絡んでる」怪しすぎる謎の男に、SNS恐怖の声 NHK大河『べらぼう』

  • 2025.7.16

横浜流星さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう』(毎週日曜よる8時)の第27回「願わくば花の下にて春死なん」が7月13日に放送されました。
田沼意知(宮沢氷魚)から、徳川家治(眞島秀和)の狩りのお供に引き立ててもらった佐野政言(矢本悠馬)。しかし狩り当日、政言の狩った獲物が行方不明になってしまいます。後日、政言は謎の男(矢野聖人)から、意知が政言の獲物を隠したと告げられました。

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』7月13日放送(C)NHK

謎の男“丈上衛門だった男”にSNSザワザワ

田沼屋敷で、佐野家の系図を返せと暴れる佐野政豊(吉見一豊)息子の政言(矢本悠馬)が止めに入り謝罪します。父・田沼意次(渡辺謙)が以前、佐野家の系図を池に投げ捨てたことを申し訳なく思った意知(宮沢氷魚)は、政言を徳川家治(眞島秀和)の狩りのお供に引き立てました。

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』7月13日放送(C)NHK

しかし狩り当日、政言が射た獲物が行方不明に…。後日、気を落とした政言の元へ謎の男(矢野聖人)が現れ、あの日政言が狩った獲物を差し出します。謎の男は「私もあの狩りに参じており、共に佐野殿の獲物を捜し、そこで見てしまったのでございます。田沼様がこれを見つけ、隠されるところを…」と意知が獲物を隠したことを告げました。

オープニングクレジットでは謎の男について“丈上衛門だった男”と表記されており、SNSでは「『丈上衛門だった男』ってなんだ!?」「こいつどっかで見たような…」「え、怖い」とザワザワ。
“丈上衛門だった男”とは以前、平賀源内を陥れた男と同一人物であり、今回も裏で一橋治済(生田斗真)が糸を引いていることを思わせる演出があったことから「源内先生の一件が絡んでるから出て来るだけで不穏」「(大河ドラマ『鎌倉殿』の)善児みたい」「また治済が暗躍してる」「憎むべきは一橋治済」との声も上がりました。

あまりにも不遇な政言に同情の声

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』7月13日放送(C)NHK

意知への信頼が揺らぎ、複雑な思いを抱える政言。そんな中、再び現れた謎の男は、田沼が佐野家の系図を捨てたこと、以前田沼に献上した佐野の桜が“田沼の桜”として利用されていることを政言に告げます。

寿命を迎えた佐野の桜の木の前で「咲け~咲け~」と刀を振り回す政豊。その姿を見た政言は、「何故…何故こうも違うのか…」と、もうろくした父を抱え仕事も上手くいかない自身と上手く出世していく意知との境遇の違いを嘆きます。
ようやく生まれた男児として期待をかけられ育った政言。一瞬意識が過去に戻った政豊から「よう来てくれたのう源之助」「そなたが来てくれれば我が家は安泰じゃ」と声をかけられますが、政豊はすぐ桜の木に向き直り「咲け~咲け~」と刀を振り回します。居た堪れない政言は涙を堪えながら「父上!私が!私が…咲かせてご覧に入れましょう」と笑顔で語りかけました。

その後、政言が意知に刀で切りかかるシーンで幕切れした今回。SNSでは「森下脚本マジえぐい」「こんなの見せられてしまったらもう佐野を憎むことなんてできない」「しんどいよなぁ…疲れちゃったよなぁ…」との声が続出します。
また政言を演じた矢本悠馬さんについて、「圧巻」「絶品演技」「稀有な才能すぎる」「演技の複雑さに感服」「胸を抉られた」と絶賛の声が寄せられました。


NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 毎週日曜よる8時放送
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ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。