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「どこかで見たと思ったら」「思い出した」衝撃の回想シーンに大河ファンからツッコミ殺到『べらぼう』

  • 2025.5.22

横浜流星さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう』(毎週日曜よる8時)の第19回「鱗の置き土産」が5月18日に放送されました。
徳川家治(眞島秀和)は実の子を諦めたいと田沼意次(渡辺謙)に宣言。説得しようとする意次に本心を打ち明けます。一方市中では経営難に陥った鱗形屋(片岡愛之助)が店を畳むことに。鱗形屋お抱えの作家・恋川春町(岡山天音)は鶴屋(風間俊介)で書くことになりますが、鱗形屋にはある懸念があるようでー。

家治の決意

実の子を諦めることを決意した徳川家治(眞島秀和)。田沼意次(渡辺謙)は説得しようとしますが、家治は自分の子はみんな体が弱かったことから授かったところで無事育つか分からないと打ち明けます。そして「血筋は譲ろう。しかし『知恵』は『考え』は譲りたくない」と述べ、「十代家治は凡庸なる将軍であった。一つだけ素晴らしいことをした。それは田沼主殿頭を守ったことだ」「余は後の世にそう評されたい」と宣言。将軍直々の恐れ多い言葉に、意次は声を震わせ終生仕えることを誓いました。
SNSでは「胸熱すぎる」「自分の仕えている主君にこんなこと言われたらもう」「将軍に痺れ、田沼の涙に涙した」「家治最高にかっこよかった!!」と、2人のやり取りに心を動かされたとの感想が溢れました。

粋な演技にほっこり

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』5月18日放送(C)NHK

市中では、鱗形屋(片岡愛之助)が経営難で店を畳むことに。鱗形屋お抱えの作家・恋川春町(岡山天音)は今後鶴屋(風間俊介)で書くことになりますが、2人の反りが合わず険悪なムードに陥ります。
鶴屋では春町の才能が活かせないと判断した鱗形屋は、蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)に春町を「かっさらってくれないか」と提案。元から春町の獲得を狙っていた蔦重は鱗形屋と協力し、春町が欲していた誰もやってない“案思(作の構想)”を考えます。

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』5月18日放送(C)NHK

蔦重の案思に惹かれた春町は耕書堂で書くことを決意。春町は鱗形屋に「すまぬが不義理をする!」と鶴屋ではなく耕書堂で書くことにしたと謝罪しますが、裏で動いていた鱗形屋は形式上は怒りながらも、喜びを隠しきれずつい顔がほころんでしまいます。鱗形屋を演じる片岡愛之助さんの愛嬌溢れる演技に、SNSでは「愛之助さん可愛すぎw」「ほっこりした」「この表情の作り方、素敵」と盛り上がりました。

遺言書作成シーンのデジャヴが話題に

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』5月18日放送(C)NHK

春町の件が落ち着き、神社を訪れた蔦重。そこへやってきた誰袖(福原遥)は、先日亡くなった大文字屋(伊藤淳史)から、蔦重の身請けを許可する遺言を書いてもらったと打ち明けます。意識が朦朧とする大文字屋を促しながらせっせと遺言書を作成する誰袖の回想シーンに、SNSでは「死にかけのカボチャの旦那になんて仕打ちを…」「手段選ばぬ鬼花魁」「爆笑した」とツッコミが殺到。

さらに「真田丸思い出したw」「どこかで見たと思ったら真田丸」「大河ファンの脳裏に刻まれしデジャヴ」と、大河ドラマ『真田丸』で家康と三成が秀吉に無理やり遺言書を書かせているシーンを思い出したとのコメントも多数寄せられ、話題となりました。


NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 毎週日曜よる8時放送
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ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。