若年性認知症の夫が「会計せずにお店から出ちゃった」不安を感じた妻の決断

2児の母である、吉田いらこ（大阪おでこ姉妹）さん。家族にまつわる話や、日常についてのコミックエッセイを描き、ブログで発信しています。

若年性認知症になった夫との新生活が始まりますが…？

気持ちは嬉しいけれど

夫が会社を辞めたことで、女性はフルタイムで働くようになりました。夫は、支援施設に通いながら家事をしてくれますが、家事に張り切る夫を見て不安を感じます。ある日、夫が一人でドラッグストアへ行き、会計の済んでいない商品を外に持ち出してしまった話を、義母から聞かされます。女性は、「もうこれからは無理しなくていいよ」と夫に声を掛けるのでした。

一人で買い物へ行かないように言われ、悔しそうな夫の様子が印象的です。若年性認知症になるまでは、当たり前にできていたことが徐々にできなくなっていくのは、どれほどつらいことでしょう…。

夫に一人で買い物に行かないように注意する女性も、何だかつらそうです。夫のつらさが理解できる分、行動を制限することに罪悪感を抱いてしまっているのかもしれませんね。しかし、これからできることがどんどん減っていくことを考えると、仕方のない判断といえるでしょう…。

ブログ：吉田いらこ（大阪おでこ姉妹）