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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「3/8÷1/4」

  • 2024.11.24
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分数の計算の中でも、割り算はミスをしやすい計算のひとつです。

この記事を読んで、分数の割り算で使われる計算法則を確認してみましょう!

問題

次の計算をしなさい。
3/8÷1/4

正しく答えを求めることができるでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「3/2」です。

途中の計算は次のようになります。

3/8÷1/4
=3/8×4/1
=3/2

どのように計算するのか、詳しく解説をしていきます。

分数の割り算は「逆数にして掛け算」に変形することができます。

「逆数」というのは、分数の分母と分子を入れ替えた数です。
(正確には「ある数に掛け算した結果が 1 となる数」と定義されます)

「1/4」の逆数は「4/1」なので、今回の計算式は

3/8÷1/4
=3/8×4/1
と変形することができます。

その後、分母同士、分子同士で掛け算します。

分子:3×4
分母:8×1

このまま掛け算をしても構いませんが、この時点で約分を考えると、その後の計算が少し簡単になります。

分子4と分母8はともに4で割れる(分子1、分母2になる)

上記のように約分をすると、

分子:3×1
分母:2×1
となり、答えは「3/2」です。

まとめ

分数の割り算は「逆数にして掛け算」という手順は小学校で習います。

正しく計算できたでしょうか。

ぜひ他の記事の問題にも挑戦してみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」