1. トップ
  2. 計算補法を覚えてる?!「−14−(−14)+(−14)」

計算補法を覚えてる?!「−14−(−14)+(−14)」

  • 2024.11.30
undefined

生活の中には計算をするさまざまな機会がありますが、負の数を扱う場面はほとんどないという人も多いかもしれません。

使わない知識は忘れやすくなるものです。ぜひ今回の問題に挑戦して、負の数の計算の仕方を思い出してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
−14−(−14)+(−14)

解答

正解は、「−14」です。

負の数の足し算と引き算が登場していますが、正しく計算できたでしょうか。

負の数の計算ルールは、次の「ポイント」で確認できますよ。

ポイント

この問題のポイントは、「負の数を正の数の四則演算に変換して計算すること」です。

負の数の足し算は「正の数の引き算」、負の数の引き算は「正の数の足し算」に変換できます。

具体的には、次のように考えます。

+(−〇)→〇−〇(負の数の足し算は引き算として考える)
▲−(−▲)→▲+▲(負の数の引き算は足し算として考える)

負の数はテストの減点のようなものだとイメージすると理解しやすいです。
例えば、テストで100点から減点される場合、これは「負の数の足し算」と同じです。
減点された点数が後から取り消された場合、それは「負の数の引き算」として解釈できます。

このように、負の数は足し算と引き算で効果が逆になることを覚えましょう。

それでは、この変換ルールを使って、今回の問題を解いてみましょう。

−14−(−14)+(−14)

最初の引き算「−(−14)」を「+14」に変換します。

=−14+14−14

これで計算が簡単になりました。あとは、左から順に計算します。

−14+14−14
=0−14
=−14

したがって、答えは「−14」です。

まとめ

今回は、負の数の計算問題に挑戦しました。

負の数の足し算は正の数の引き算、負の数の引き算は正の数の足し算に変換して計算しましょう。

他にも負の数の計算問題を用意していますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


類似問題に挑戦!

大人が意外と間違えやすい数学「−80+(−80)−(−80)」→正しく計算できる?
大人が意外と間違えやすい数学「−80+(−80)−(−80)」→正しく計算できる?


「安すぎ買うわ」Amazonブラックフライデーお得すぎる目玉商品総まくり
「安すぎ買うわ」Amazonブラックフライデーお得すぎる目玉商品総まくり