義姉の『難病ASL』を通して心に誓ったこと…介護する姿を「生涯忘れない」

2児の父・トン（@ton_father）さん。1年間の育児休業を取った時のエピソードや、息子・娘と過ごす日常を漫画にし、Instagramで発信しています。

今回は、トンさんが「本当に我が子に伝えたいこと」というお話です。

「今夜パーティする？」と、2人の子どもたちを寝かしつけた後、トンさんと妻の「奥チョ」さんは夫婦2人でテレビを見ながらささやかなポテチパーティを楽しみます。そんな奥チョさんがある日、ふと「辛い事いっぱい起きたけど…お陰で夫婦の絆は深まったって思ってるの」とつぶやいたそうです。

奥チョさんには9年前、実姉が難病を患ったという辛い過去がありました。仲の良かった実姉を懸命に介護する奥チョさん。その姿を見ていたトンさんは、食事介助中に窓から差し込む光に照らされた奥チョさんの背中を見て、心に誓ったといいます。「奥チョをめいっぱい幸せにしよう」と。

夫婦で口論することも日常茶飯事ですが、だからこそお互いの歩幅を合わせられることも。家族というチームの中で、大人は2人だけ。日々の育児や家事も、片方がやれば片方の負担が減る。そんな小さな積み重ねを大切にする夫婦の姿は、子どもたちにも自然と伝わっていくはずです。

どうしようもなく辛い経験も、2人で乗り越え、絆に変えていったトンさんと奥チョさん。トンさんは投稿元に、「（夫婦の絆とは）毎日の家事や育児とか、地味だけど一番大切な事を協力してコツコツ積み重ねられる行動力だと思ってる。そういう価値観が我が子にも伝わってほしい」とコメントしています。何気ない日常の中にある夫婦の思いやりが、絆を深めていくのでしょう。今回は、トンさんの夫婦愛、家族愛にあふれるエピソードでした。

Instagram：トン（@ton_father）