「周りはなぜ止めない？」「監督は知ってた？」エースピッチャーの負傷に非難の声　NHK朝ドラ『おむすび』

橋本環奈が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』の第12週「働くって何なん？」第59話が、12月19日に放送された。

結の考案した「スコッチエッグの温野菜添え」は好評だったものの…

社員食堂で働く結（橋本環奈）は、立川（三宅弘城）から日替わりのメニューを考えることを初めて任された。材料費200円以内で収めるという条件で、ランチタイムまでの2時間、結は原口（萩原利久）にも手伝ってもらいながら「スコッチエッグの温野菜添え」の試作品を作り上げる。立川がOKを出し、ランチタイムがスタート。客の社員からは好評の声が上がるものの、手間がかかりすぎて調理が追いつかず、ほかの料理にも支障が出てしまった。

ランチタイム終了後、立川は11人の社員がランチを食べられなかったことを告げ、それだけ売り上げがマイナスであることを結に伝える。「働くっちゅうことは、金を稼ぐっちゅうことや」とランチのメニューを許可した自分が責任をとって部長に謝りに行くという立川に、結は深く頭を下げた。

SNSでは「数量限定にすれば良い」「食券の券売機を早く導入してあげて」という提案の他に、職場でも未だに一人称が「ウチ」の結に対して「私と言おうよ〜」「会社で「ウチが」って言わないほうがいいよ」と社会人としての自覚が足りないという声もあがっている。

ついに肩を壊した翔也と声をかけなかった監督やチームメイトに落胆の声

一方、肩に違和感を覚える翔也（佐野勇斗）は「肩関節唇損傷」の疑いがあった。アスリートの障害とリハビリについて書かれた本で学び、完全に自然治癒することはないと知り、その怖さから病院には行けていない。星河電器野球部の新人スラッガー・大河内（中山翔貴）から申し込まれた1打席だけの勝負に翔也は乗ってしまう。エースと次期主砲の対決として注目を浴びる中、ツーストライク。「ねぇ、ヨン・シーム投げてよ」という大河内からの誘いに翔也はフルスイングしてしまい、ボールは場外ホームラン。マウンドで右腕をたらした翔也が肩を押さえうずくまってしまった。

以前からSNSを中心に病院に行かない翔也を心配する声が多く上がっており、“朝ドラ受け”で知られる『あさイチ』でも「言わんこっちゃない。周りはなぜ止めない？」とキャスターの博多大吉が話を切り出した。また、3球目を投げる直前に、マウンドに入ってきた監督が勝負に気づき、咄嗟に「投げるな！ 四ツ木！」と叫ぶシーンがあった。これには鈴木奈穂子アナウンサーが「監督気づいてたんですかね？」と疑問を呈していた。

SNSでも「監督気付いてたのかよ。」「なんでもっと早く病院に行けって言わんかった」「早めに対処してくれよ」といった声が多く散見される。

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NHK 連続テレビ小説『おむすび』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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