家族だからといって、甘えた態度を取りすぎることはよくないことです。外で頑張ってしまう人ほど、家族の前ではよくない態度をとってしまうことが多いのではないでしょうか。もしそういうところがあるのであれば、早めに自分で気づいて行動を修正すべきかもしれません。あなたが“家族にしてしまうよくないこと”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.ちょうちょ
2.プレゼント
3.船
4.ドローン
1.ちょうちょに見えた人は「口出しすること」
図形がちょうちょに見えた人は、家族に対して口出しをしてしまっているかもしれません。あなたは家族のことを心配しているから口出ししているつもりかもしれません。ただ、それが家族にとっては煩わしいものであったり、自立心を妨げるものになっていたりするのではないでしょうか。
このタイプの人は、お節介焼きで心配性な性格をしていそうです。家族を大切にする人ですし、献身的な人でもあるでしょう。あなたがいるから家族がうまく回っている部分はあるのではないでしょうか。ただ、その気持ちが行き過ぎてしまい、つい必要ない部分にまで口出ししてしまっているのではないでしょうか。
家族がしっかりと考えて決めたことに対して苦言を呈したり、むやみやたらと反対したりするのはよくないのかもしれません。また先回りして心配なことを言い過ぎるのもよくないでしょう。心配な気持ちは家族も理解していますが、あまり言われると反発心を感じてしまいます。相手の考えや決断を信じて、心配でも黙って見守ることも、時には大切なのかもしれません。
2.プレゼントに見えた人は「八つ当たりすること」
図形がプレゼントに見えた人は、家族に対して八つ当たりすることをしてしまっているかもしれません。あなたは家族を前にすると、気持ちが緩んで外で溜まったイライラ感を爆発させてしまいがちなのではないでしょうか。外で言えない分、家の中での怒りの閾値が下がってしまい、必要以上に怒ってしまっているようです。
このタイプの人は、人当たりがよく気を遣う性格をしていそうです。おそらく会社や学校などでは周りに気を遣い、いい人でいようと頑張っているのではないでしょうか。嫌なことを言われても、不満を感じることがあっても、穏和にやり過ごそうとしているようです。そういうストレスがじわじわ溜まってしまい、その捌け口が家族に向かいがちなのではないでしょうか。
家族がちょっと賑やかすぎたり、ちょっと苦言を呈してきたくらいで、不機嫌さを全面に出して怒ってしまうことがありそうです。それで雰囲気が悪くなってしまい、あなた自身も気まずい気持ちになったりしているのではないでしょうか。溜まったストレスは別のところで発散し、自分の機嫌を自分でとってから家族と接することができるといいのかもしれません。
3.船に見えた人は「自分勝手に振る舞うこと」
図形が船に見えた人は、家族に対して自分勝手に振る舞うことをしてしまっているかもしれません。あなたは家族という集団をあまり大切に思っておらず、結構勝手気ままに動き回ることが多いのではないでしょうか。みんなで食事に行こうと話が盛り上がっていても、自分は行かないとか別のところがいいなど、和を乱すことが多いかもしれません。
このタイプの人は、マイペースで他人と合わせるのが苦手な性格をしていそうです。それでも一歩外に出たら合わせなければならないと思い、ある程度我慢していたりするのではないでしょうか。だから家では自分勝手に振る舞いたい、無理して合わせたくないという思いが強まってしまうのかもしれません。
いつも合わせる必要はきっとないのでしょう。家族も、あなたがマイペースに動きたい人であることはわかっているはずです。ただ、それが常になってしまうと、寂しい気持ちを感じたり、イライラした気持ちを感じたりすることもあるのではないでしょうか。何回かに一回くらいは、みんなに合わせてあげることで、家族の気持ちも収まりそうです。
4.ドローンに見えた人は「気まぐれに振り回すこと」
図形がドローンに見えた人は、家族に対して気まぐれに振り回すことをしてしまっているかもしれません。あなたは家族が自分に必ずついてくるものと思い込んでいるのではないでしょうか。あなたの思いつきで、あっちこっちに振り回されてしまい、疲れさせている可能性がありそうです。
このタイプの人は、行動力に長けており思いついたら即行動な性格をしていそうです。そのため、ふとした思いつきで「あのお店に行こう」と計画し、すぐにでも出かけようとしがちではないでしょうか。一緒に来てくれないと不機嫌になるため、家族はあなたが言えば面倒くさいと内心思っていても、ついてきてくれているはずです。
あなたのそういうところが、楽しいと感じる時もあるのかもしれません。色々な経験をさせてくれたり、色々なところへ連れて行ってくれたりすることで家族の思い出もたくさんあるのでしょう。ただ、あまりにも動きが多くなると嫌と言えないまま振り回されることになってしまいます。思いついたら即ではなく、少し温めてからにすると、ちょうど良いくらいになるのではないでしょうか。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。