ひらめけ！マッチ棒クイズ「3本動かして正方形を3つにして！」

減らしたいなら取り除けばいいのに、移動するだけで正方形を減らしたいマッチ棒クイズ。マッチ棒を3本動かして正方形を4個から3個にするには？

問題

図のように、マッチ棒12本で同じ大きさの正方形を4つ作りました。
このうち3本を動かして、もとの正方形と同じ大きさの正方形が3つになるようにしてください。

解答

答えはこちら。

解説

図のように動かします。

「もともと4つあるのだから、マッチ棒を減らせば3つになりそうなのに動かすってどこに？？」と思ったかもしれませんね。でも、マッチ棒4本でできる正方形の話ですから、12本で3つ作るのはごくごく普通だと考えれば答えが見えてくる問題でした。

形にも辺にも注目してみましょう。

はじめの田の字型の配置では、中の4本のマッチ棒がそれぞれ2つの正方形の辺を同時に担っていますが、そうではない、つまり正方形同士がくっつかない配置を考えるのがミソです。マッチ棒クイズは頭をやわらかく、見方をいろいろ変えることで解ける問題が多く、面白いですよね！

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文・編集：河野梓（ずーさん）

「わかるって楽しい！考えるって面白い！」を合言葉に算数の教材や算数ナゾトキ、算数クイズを作っています。考え抜く力を育む 教えてくれない！？算数パズル塾Pazoo主宰。3児の母。

監修：横山明日希
株式会社math channel代表。老若男女問わず幅広く数学・算数の楽しさを伝える「数学のお兄さん」として活動。公益財団法人日本数学検定協会認定幼児さんすうシニアインストラクター。

監修：株式会社math channel

『"体験"を通して、算数・数学を身近に』を理念に掲げる算数・数学コンテンツ企画グループ。 算数・数学の楽しさを伝える活動を約10年間続ける「数学のお兄さん」こと横山明日希が代表、プログラムの監修を行なっています。学校や塾とも一味違った切り口や内容を扱った算数コンテンツの展開を通して、これまでなかった「新しい算数・数学の学び」の機会を全国各地の人々に提供中。