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どうやって計算するか覚えてる?「3.14×6.4+(−12)」

  • 2024.11.16
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小数の計算でよくある間違いの一つが、小数点の位置を間違えてしまうことです。

この記事の問題に挑戦し、正しい理解ができているかどうか確認してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
3.14×6.4+(−12)

小数の掛け算と足し算の計算です。

小数点の位置に注意して計算をしましょう。

解説

今回の問題の答えは「8.096」です。

また、途中の計算は次のようになります。

  3.14×6.4+(−12)
=20.096+(−12)
=8.096

どのように計算をしたのか、詳しく解説をしていきます。

小数の掛け算

計算は、まず掛け算から行います。

つまり「3.14×6.4」の部分を計算します。

小数の掛け算は、次のような手順で計算します。

<小数の掛け算の手順>
(1) 小数点を考えず、整数の掛け算と同じように計算する
(2) 元の数と同じ分だけ、答えの小数点を動かす

「3.14×6.4」の計算は、まずは「314×64」を考えます。

314×64=20096

次に、計算式内の小数を整数にする際に、小数点を移動させた桁数を考えます。

3.14→314(二桁)
6.4→64(一桁)

よって、答えの数の小数点は、合計三桁分、左に移動させた位置に打ちます。

20096→20.096

したがって、「3.14×6.4=20.096」です

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足し算

掛け算の計算をしたことによって、元の式は「20.096+(−12)」となりました。

小数の足し算は、互いの数の小数点の位置を揃えて足し算をします。

「−12」は小数点が省略されていますが、「−12.000」ということです。

したがって、

  20.096+(−12)
=20.096−12.000
=8.096

以上より、今回の問題の答えは「8.096」となります。

まとめ

小数を含んだ計算問題では、小数点の位置を間違えないように注意しましょう。

忘れていた方は、この他の類似問題にチャレンジすれば、記憶に定着するかもしれませんよ!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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