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どこから計算するのが正解?!「8+3×8÷3−8」→5秒でチャレンジ!

  • 2024.11.9
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四則が混じった問題を正しく計算することができるでしょうか。

最近では、スマホに電卓が入っているので、ちょっとした計算でも電卓を使う方が多いかもしれませんね。

電卓を使わずに正しい計算ができるか挑戦してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
8+3×8÷3−8

足し算・引き算・掛け算・割り算と、四則がすべて含まれています。

計算の順序に気をつけましょう。

解説

今回の問題の答えは「8です。

また、途中の計算式は次のようになります。

  8+3×8÷3−8
=8+24÷3−8
=8+8−8
=16−8
=8

計算のポイントを確認していきましょう。

四則の混じった計算の順序は、次のようになります。

<四則の混じった計算の順序>
(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算

つまり、はじめに計算するのは「3×8÷3」の部分ということになります。

掛け算・割り算の計算

掛け算と割り算の優先順位は同じなので、この場合は左から計算します。

  3×8÷3
=24÷3
=8

割り算の部分を分数に直してから、計算してみましょう。

(別解・計算の工夫)
  3×8÷3
=(3×8)/3 ←分母と分子を3で約分
=1×8
=8

割り算を分数に直して約分ができたので、計算が少し簡単になりました。

足し算・引き算の計算

掛け算・割り算を計算したことによって、元の式は「8+8−8」となりました。

足し算と引き算の優先順位は同じなので、左から計算します。

  8+8−8
=16−8
=8

次のように計算の工夫をすることも可能です。

(別解・計算の工夫)
  8+8−8
=8+0
=8

「8−8」を先に計算することで、簡単な足し算になりました。

以上より、答えは「8」です。

まとめ

長い計算式は、順序を入れ替えることで計算が簡単になることがあります。

しかし、いつでも入れ替えが可能なわけではないので注意が必要です。

忘れていた方は、他の類似問題で計算順序を再確認しましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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