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「何に見える?」あなたの“怒りのスイッチが入る時”がわかる心理テスト

  • 2024.12.12
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あまり人前で怒りたくないという人は多いでしょう。でも怒りというのは、なかなかコントロールが難しい感情でもあります。人前で怒らないためには、自分がどういう時に怒ってしまうのかを知っておくことが大切かもしれません。あなたの怒りは、どういうタイミングで起こりやすくなるのでしょうか?あなたの“怒りのスイッチが入る時”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか?直感でお答えください。



1.鉄棒

2.柵

3.物干し台

4.アルファベットの「H」



1.鉄棒に見えた人は「うまくできない時」

図形が鉄棒に見えた人は、うまくできない時に怒りのスイッチが入るのかもしれません。何度やってもうまくいかない時に、イライラした気持ちが募ってきてしまい、うまくできない自分に対して怒りが湧くことが多いのではないでしょうか。基本的にあなたの怒りは、他人に対してではなく、自分に対して感じるようです。

このタイプの人は、努力家で自分に厳しいところがある人でしょう。こうあるべきという自分像のようなものを持っており、その自分像に近づけるように頑張る人かもしれません。そのため、うまくできない状態が続くと、自分の能力のなさを感じてしまい、だんだん腹が立ってきてしまうのではないでしょうか。

うまくできなくて怒りを感じても、あなたは八つ当たりするようなことはしないでしょう。ただ、イラついている空気感が出てしまい、後からそれを後悔することは多いのではないでしょうか。うまくいかない時は怒りが高まる前に少しそこから離れて気分転換してから取り組むとよいかもしれません。

2.柵に見えた人は「パーソナルスペースに入られた時」

図形が柵に見えた人は、パーソナルスペースに入られた時に怒りのスイッチが入るのかもしれません。車に乗っていて、割り込まれた時や、満員電車に揺られている時など、あなたが自分のスペースだと感じている部分に誰かが不用意に入ってくる状況が、とても苦手なのかもしれません。

このタイプの人は、繊細で敏感なところがある人でしょう。人との距離感をとても大切にする人ですし、図々しい感じは好まないのではないでしょうか。普段から立ち位置など細かい部分が気になりやすいのかもしれません。パーソナルスペースに入られると、不安を感じてしまい、それがイライラ感につながっているのではないでしょうか。

相手に対してイライラしても、それを直接ぶつけることはしない人でしょう。おそらくそれでトラブルになることは好まないはずです。ただ、そのイライラを出すことができず、ストレスをじわじわと溜めてしまうのではないでしょうか。パーソナルスペースに入られたら、自分が少し動いて相手との距離を取ることが一番かもしれません。安心できる距離まで離れることが必要でしょう。

3.物干し台に見えた人は「思い通りにならない時」

図形が物干し台に見えた人は、思い通りにならない時に怒りのスイッチが入るのかもしれません。自分がこうなると思っていたのに、その通りにならないと、イライラした気持ちが湧いてきてしまい、怒ってしまったり不機嫌になってしまったりするのではないでしょうか。周りに八つ当たりしてしまうこともあり、後悔したりもしていそうです。

このタイプの人は、感情表現がはっきりしており、自己主張も明確な人でしょう。自分がこうしたいという思いがあるため、その通りにならないことに対して不満を感じがちなのではないでしょうか。それが他人のせいでそうなったとなると、怒りを相手に向けたくなることもあるのかもしれません。

「なんで?」と詰め寄ってしまったり、悪態をついてしまったりすることがあるのではないでしょうか。ただ、あなた自身も全てが思い通りになるわけではないことは十分理解しているようです。だからこそ、後で申し訳ない気持ちになったり怒ってしまった自分が恥ずかしくなったりするのではないでしょうか。思い通りにならない時は、その場を離れて少しひとりで静かに過ごすとよさそうです。

4.アルファベットの「H」に見えた人は「理解できない時」

図形がアルファベットの「H」に見えた人は、理解できない時に怒りのスイッチが入るのかもしれません。相手の言っていることや、やっていることが理解できないと感じるとイライラしてしまい、怒りを向けてしまうことがあるのではないでしょうか。怒った感じで詰問してしまったり、相手の考えや行動を否定してしまったりすることがありそうです。

このタイプの人は、論理的で筋の通らないことを嫌う性格をしていそうです。自分とは違った考えであっても、理論的に正しければ聞く耳を持つことができる人でしょう。ただ、それが感情論だったり、言っていることが二転三転するようなことだったりすると、途端にイライラしてきてしまうのではないでしょうか。

「はあ?」「意味がわからない」など好戦的な態度で返事をしてしまい、結果的に口論になることもあるかもしれません。理解できないと感じる時は、一旦相手の考えだけを聞いて、少し咀嚼するための時間を取るとよいのではないでしょうか。自分で考えれば、あなたなりに理解できるかもしれません。



ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。