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iPhoneの充電が溜まりにくい…『買い換える前に試してみて!』充電速度を上げるテクニックを紹介

  • 2024.9.19
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出典:PIXTA

iPhoneの充電速度が遅いと感じることはありませんか?せっかく充電しても、なかなか充電が完了しないと困りますよね。

そこで今回は、iPhoneの充電が遅くなる原因とその対処法について解説したいと思います。原因はさまざまですが、心当たりのある方はぜひ最後まで読んでみてください!

なぜiPhoneの充電速度が遅くなるのか

iPhoneの充電速度が遅くなる原因は、設定や環境、iPhoneの状態などさまざまなことが考えられますが、大きく分けて以下の原因が考えられます。

・充電器やケーブルの劣化

長く使用している充電器やケーブルは、内部が摩耗したり断線したりすることで、充電効率が低下することがあります。

・ソフトウェアの不具合

iOSのアップデート後に、充電速度が遅くなる場合があります。ただし後のアップデートで改善されることがほとんどです。

・バックグラウンドでのアプリの動作

不要なアプリがバックグラウンドで動作していると、充電に時間がかかることがあります。たとえば、データ容量の大きなゲームや動画アプリが作動していると電池が溜まりにくくなります。

・バッテリーの劣化

長期間iPhoneを使用し、バッテリーの寿命が近づくと、充電効率が低下して充電時間が長くなることがあります。またフル充電してもすぐに電池が消耗してしまいます。

・周辺温度の影響

過熱状態での充電はバッテリー保護のために充電速度が遅くなる場合があります。

・水没したiPhoneを使っている

iPhoneが水没してしまうと、内部の基盤が腐食することがあります。一時的に直ったように見えても、電気系統に支障をきたしていることがあります。

iPhoneの充電速度を上げるための対処法

iPhoneの充電速度が遅いと感じたら、以下の方法を試してみてください。改善する可能性があります。

・電源を切った状態で充電する

iPhoneの電源を切ってしまえば、余計に電力を消費することなく充電されます。画面が点灯していないうえ、アプリもソフトウェアも動作していないため充電時間が早まります。

・機内モードで充電する

機内モードとは、通信機能がオフになる機能のこと。通信が遮断されることで充電に集中でき、電池が貯まるのが速まります。

ただし、電源を切った状態と同じく、メールやSNSも使用できないので注意が必要です。

・低電力モードで充電する

低電力モードはバッテリーを節約するモードで、使用する電力を節約します。その分充電速度が若干速くなる可能性があります。

[低電力モードの設定方法]
1.[設定]から「バッテリー」をタップ

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画像:筆者撮影

2.「低電力モード」をオンにする

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画像:筆者撮影

・Apple純正の充電器とケーブルを使って充電する

純正の充電器とケーブルは、iPhoneの充電速度が最適化されるように設計されています。サードパーティ製より信頼性は高めです。

・高出力充電器を使って充電する

別途、高出力が可能な電源アダプターとそれに対応したケーブルを使って充電しましょう。20W出力を超えるものを使うと、すぐに充電が完了します。

改善しない場合はバッテリーが劣化している恐れアリ

今回はiPhoneの充電速度が遅くなっていると感じている人に向けて、原因とその解決策をご紹介しました。

比較的新しいモデルを使用している場合は充電時間の遅さは気にならないと思いますが、iOSのサポートも切れてしまっているような機種は、バッテリー劣化の可能性が高いです。iPhoneを大切に使うことも大事ですが、突然フリーズして使えなくなってしまうかもしれないので、機種変更も選択肢に入れることを検討してみてください。


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。

※写真はイメージです