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〈iPhone〉また速度制限きた…『ちょっと設定するだけ』でもう悩まない♪ 原因と対処法を紹介

  • 2024.9.21
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出典:PIXTA

スマートフォンを快適に利用するためには、通信制限は避けたいものですが、決まって毎月、動画視聴やゲームなどをしている最中に止まってしまうという方もいるのではないでしょうか。近年はデータ通信量を多く消費するサービスが増え、それに伴って通信制限がかかってしまうためです。

そこで今回は、スマートフォンで通信制限がかかる原因と、その対策について詳しく解説していこうと思います!

なぜスマートフォンの通信制限がかかってしまうの?

通信制限とは、スマートフォンのデータ通信速度がキャリアによって意図的に遅くされることです。Wi-Fiを利用しないでインターネットに接続していると、月額で契約しているモバイルデータ通信量がオーバーして通信制限がかかってしまいます。

[通信制限がかかる一般的な理由]
・契約データ量の超過
月額料金プランで契約しているデータ容量を超えると、速度が低下します。

・特定の時間帯や混雑時の帯域制限
ネットワークが混雑している時間帯は速度が低下します。

・一度に大量のデータ通信を行ったことによる通信制限
動画視聴や大容量のファイルダウンロードなどで大量データを消費すると速度が低下します。

一部ユーザーの過度な使用によって、同じ回線網を利用するほかのユーザーの通信速度に負担がかからないようにするため、通信事業者が通信制限をかけているのです。

モバイルデータの通信量を確認する

とはいえ、自分がいまどのくらいの量のモバイルデータ通信量を使用しているかは把握しにくいもの。上限に達してしまうと制限をかけられてしまうため、日々の使用量を確認しておくといいでしょう。

[iPhoneでモバイル通信量を確認する方法]
1.[設定]から「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップ

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画像:筆者撮影

2.合計値が表示される

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画像:筆者撮影

なお、「現在までの合計」で表示されている値は、統計情報をリセットしてからの累積通信量です。請求締日の翌日に統計情報をリセットしておくと、毎月のモバイル通信量を正確に把握することができます。

通信制限にならないための対処法

通信制限を受けない最大の対処法はモバイルデータを極力利用しないことです。Wi-Fiに接続することはもちろんのこと、バックグラウンドでのデータ通信の利用を設定変更して節約するといいでしょう。

1|省データモードを活用する

iPhoneを「省電力モード」にすると、バックグラウンドでのネットワーク使用量を制限し、モバイルデータ通信や Wi-Fi の通信量を節約することが可能です。
※「低電力モード」とは異なります。

[5G(モバイルデータ通信)を省データモードにする方法]
1.[設定]から「モバイル通信」をタップ

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画像:筆者撮影

2.「通信のオプション」をタップ

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画像:筆者撮影

3.「データモード」をタップ

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画像:筆者撮影

4.「省データモード」を選択

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画像:筆者撮影

省データモードにすると、各種のアプリがそれぞれの方法でデータ通信量を控えます。具体的には以下の動作をします。

・アプリは、積極的に使っているときでなければ、データ通信の使用を控える
・「アプリのバックグラウンド更新」はオフになる
・コンテンツのストリーミング時の品質が低下する
・自動ダウンロードと自動バックアップが無効になる
・iCloud 写真などのサービスはアップデートを一時停止

このほか、ビデオの自動再生やiCloud写真のアップデートが無効になるなど、モバイルデータ通信を消費しないようになります。

2|位置情報サービスをオフにする

位置情報サービスはGPSと連動した便利なサービスですが、モバイルデータ通信をしています。起動しているときのみオンになる「このAppの使用中のみ許可」に設定すると通信量を節約できます。

[必要なアプリのみ位置情報をオンにする方法]
1.[設定]から「プライバシーとセキュリティ」をタップ

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画像:筆者撮影

2.「位置情報サービス」をタップ

 

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画像:筆者撮影

3.「常に」と表示されているアプリをタップ

 

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画像:筆者撮影

4.「このアプリを使用中」をタップ

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画像:筆者撮影

3|Wi-Fiをフル活用する

Wi-Fiに接続できる環境なら、極力活用してインターネットを閲覧しましょう。モバイルデータ通信量を心配することがなくなります。

モバイル通信でOSやゲームデータのアップデート、動画のダウンロードを行なってしまうと、通信制限にかかってしまうので、Wi-Fi環境下で必ず行うことが肝心です。

通信速度制限がかかってしまったら…

最後に通信制限にかかってしまったときの対処法を紹介します。

1|解除されるまで待つ

月のパケット通信量の上限を超えると、一定期間通信速度が制限されます。ただし、キャリアによっては請求締日まで待たなくても一時的に解除されるケースがあります。急ぎの用事でなければ待ちましょう。

2|データ容量を購入する

仕事で使用している方は待てないという場合もあると思います。そのときは通信会社によって料金は異なりますが、データ容量を追加で購入しましょう。

自分の使用量に合ったプランを契約しよう

今回は、月末に陥りがちなiPhoneの速度制限について紹介しました。安いプランで契約していると、パケット不足に陥りがち。追加でデータ容量を購入すると結局割高に支払うことになってしまうので、自分の月々のデータ使用量を把握して、適切なプランで契約するといいでしょう。


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。

※写真はイメージです