1. トップ
  2. 「顔つきが凄すぎる」朝ドラ『虎に翼』ベテラン女優がみせた“迫真の演技”に「キャスティングされている理由が分かる」

「顔つきが凄すぎる」朝ドラ『虎に翼』ベテラン女優がみせた“迫真の演技”に「キャスティングされている理由が分かる」

  • 2024.9.3
undefined
『虎に翼』第23週(C)NHK

『虎に翼』は、2024年4月1日から放送されているNHKの連続テレビ小説です。このドラマは、日本で初めて女性として弁護士、判事、裁判所長を務めた三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリーです。

今回は、9月3日(火)放送『虎に翼』第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?(112)」から、話題となったシーンをSNSの声とともにご紹介いたします。

第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?(112)」のあらすじ

星家では、ご飯を炊き忘れてしまったり、のどか(尾碕真花)が就職したにも関わらず大学生だと思っていたりと、百合(余貴美子)の老年性痴ほうが進行している様子。そんな百合の状態を見かねた寅子(伊藤沙莉)たちは話し合いを行った末に、平日はお手伝いさんに来てもらうことにしました。

一方、原爆裁判も新たな展開をみせ、岩居(趙珉和)と轟(戸塚純貴)、そしてよね(土居志央梨)たちは身を引き締めます。(出典:NHK連続テレビ小説「虎に翼」公式ホームページ)

第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?(112)」の視聴者が注目したシーンとは?

9月3日(火)放送『虎に翼』第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?(112)」で話題となったシーンは、どんなシーンだったのか?

注目を集めたのは、百合の老年性痴ほうが見受けられるシーンでした。

百合と優未(毎田暖乃)が食事の準備をしている際に、優未が「おばあちゃん、ご飯炊くの忘れてるよ」と伝えると、百合は「え?」といって困惑したような腹を立てているような絶妙な表情を見せます。

百合は「それは優未ちゃんがやるって言ってたじゃない!」と優未を責めるような発言を放ち、周りにいた寅子や航一(岡田将生)も困惑した様子。

いつも穏やかな百合の変容にSNSでも話題となっていました。

SNSでの声

このシーンに対して、SNSでは「自分の母のときとあまりに重なって胸が苦しい」「余貴美子さんが本当にすごい」といった声が寄せられ、百合を演じる余さんの迫真の演技に多くの視聴者が引き込まれていることが伺えます。

虎に翼、色々感情が動くすごい回だったけど百合さんの様子が自分の母のときとあまりに重なって胸が苦しい。余さんの目が、顔つきが凄すぎる。
あと、余貴美子さんが本当にすごい。同じ現場にいたらどんなオーラなんだろう。筒井真理子さんを別のドラマで見た時も思ったけど、それなりにイメージがついていても広い役の幅をやってしまわれるのかっこいいな
あれだけお淑やかな百合さんが老いて、少し鬼気迫る百合さんへと変貌する 余貴美子さんがキャスティングされている理由が分かる

また、百合の介護を心配していた視聴者からは、お手伝いさんを雇うという決断に「お金持ちは違う」という意見も。実際のところ、お手伝いさんを雇うというのは、経済的に難しい家庭が多いことは間違いありません。

百合さんの痴呆が始まって介護とかどうするのって思ってたら、あっさり昼間はお手伝いさん頼みましたってお金持ちは違うって思った。それと一緒にいる時間が長いように見える優未ちゃんに負担かかってない?
百合さん、余さんの演技が素晴らしいのは勿論、着物も少し襟合わせがズレていたり、帯も名古屋帯じゃなくて半幅帯になっていたり、衣服の演出で少しずつ認知症の進みを表現しているのが凄い。そして辛い。

余さんの演技はもちろんのこと、服装や髪形など細かなところでも病状の進行が感じられ、胸が締めつけられる思いになる視聴者が続出しています。

まとめ

今回は第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?(112)」で話題となったシーンについてご紹介いたしました。

百合の老年性痴ほうが進行しつつある描写が、多くの視聴者からから注目を集めました。原爆裁判も新たな展開をみせている『虎に翼』。明日の放送も要チェックです。


NHK 連続テレビ小説『虎に翼』毎週月曜〜土曜あさ8時放送 NHKプラスで見逃し配信中

※記事は執筆時点の情報です