大人が意外と解けない問題「五角形はどっちのグループ？」→解けたらスゴイ！

今回は、あるなしクイズを出題！
図形の特徴をよーくとらえて考えてみてください！

問題

五角形は「ある」と「なし」どっちのグループに入る？

解答

正解は「ある」のグループ。

解説

「ある」に分類された図形をみてみると、どれも半分に折ったときにピッタリ重なる形になっています。
このような図形を「線対称な図形」といい、半分の折り目（図の赤い線）を「対称の軸」とよびます。

「なし」の方の図形をみてみると、例えば左から2つめの長方形の2つの角がかけているような図形は、半分に切った時に同じ図形ができるので「ある」の仲間かと思うかもしれませんが、線で折った場合にはピッタリ重なるわけではないので、線対称ではありません。

別の対称もあります

ですがこの図形、半分で折っても重ならないけれども、図の青い点を中心にして180度まわした場合はもとの図形とピッタリ重なります。

このような図形を「点対称な図形」といい、点Aのことを「対称の点」と呼びます。実は点対称な図形が「なし」のほうにもう1つ、「ある」の方にあと2つあるのですが、どれだかわかりますか？？

おまけの解答

次の3つの図形は、点対称な図形です。

身の回りの「対称」をみつけよう

線対称な図形も、点対称な図形も、車のエンブレムや街中の標識など、さまざまなところで目にすることができます。ぜひ、探してみてくださいね！

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文・編集：河野梓（ずーさん）

「わかるって楽しい！考えるって面白い！」を合言葉に算数の教材や算数ナゾトキ、算数クイズを作っています。考え抜く力を育む 教えてくれない！？算数パズル塾Pazoo主宰。3児の母。

監修：横山明日希
株式会社math channel代表。老若男女問わず幅広く数学・算数の楽しさを伝える「数学のお兄さん」として活動。公益財団法人日本数学検定協会認定幼児さんすうシニアインストラクター。

監修：株式会社math channel

『"体験"を通して、算数・数学を身近に』を理念に掲げる算数・数学コンテンツ企画グループ。 算数・数学の楽しさを伝える活動を約10年間続ける「数学のお兄さん」こと横山明日希が代表、プログラムの監修を行なっています。学校や塾とも一味違った切り口や内容を扱った算数コンテンツの展開を通して、これまでなかった「新しい算数・数学の学び」の機会を全国各地の人々に提供中。

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次は、面積の問題に挑戦！